もはや常人のレベルを超えていたようだ。
12月17日放送の「世界の果てまでイッテQ!3時間SP」(日本テレビ系)にて、デヴィ夫人が83歳という年齢を超越する体力を見せつけた。
出川哲朗と共にタイのクラビを訪れたデヴィ夫人は、タイガーテンプルの異名を持つタムスア寺を訪問。ここは1272段の階段を上った山頂からの景観で知られており、番組では夜明けの眼下に広がる雲海を見るために、午前2時にロケが始まるという強行軍となっていた。
その階段を上り始めた二人。来年2月に還暦を迎える出川がほうほうの体で上るなか、御年83歳のデヴィ夫人は出川を置き去りにして先行。なんと1時間45分で頂上まで上りきったのである。
「タムスア寺は30代の時に訪れましたが、お恥ずかしながら半分ほど登ったところでギブアップし、登頂できないまま降りてきたことがあります。それほどキツかったあの階段をデヴィ夫人が踏破したのは正直なところ、驚きを通り越して信じられません」(トラベルライター)
果たして1272段の階段とはどれほどのキツさなのだろうか。同様に山の上に建つ静岡県の久能山東照宮は、1159段の石段で知られている(家康公の廟所まではさらに40段)。こちらはわりと年配の方も挑戦しており、大変ではあるものの難所というほどでもなさそうだ。
それならタムスア寺も健脚であれば高齢者でも登れそうなもの。だが同寺院の難易度は、番組を観た人なら理解できるように、桁外れだというのである。
「それは階段のキツさです。タムスア寺の階段は踏板が足より小さいところも多く、踵をはみ出しながら登ることを余儀なくされます。しかも一段の高さが相当あり、横から見ると45度以上の角度になっている箇所が多いのです。普通の高齢者なら踏み外しかねない危険な角度であり、それを登り切ったデヴィ夫人の体力は恐るべしですね」(前出・トラベルライター)
そんなデヴィ夫人の快挙に視聴者からは<スゴすぎる!><どれだけ超人なのか>と驚きの声が続出。あまりもの体力に<何か怪しいモノをやっているレベル>という声まであがる始末だ。
ちなみに高齢者は肉類を忌避しがちで、身体に必要なタンパク質が不足する「サルコペニア」という症状に陥りがち。それに対してデヴィ夫人は番組でもステーキなど肉類をガツガツ食べる姿がおなじみだ。
それこそ20~30代の出川ガールズより肉類の摂取量が多そうなデヴィ夫人。その肉食ぶりこそ「何かやっている」の正体なのかもしれない。