2024年、新しい年が明けました。みなさん、どのようにお過ごしですか。きっと、「お節料理」を楽しんでいるご家庭も多いのではないでしょうか。そんなお節料理、こんなことを感じることはありませんか?
■すぐに飽きてしまう
お節料理って、普段は食べないものが多くて好みが分かれますが、中には「すぐに飽きてしまう……」なんて人もいます。そもそもお節料理は味付けが濃いため、箸が進むというものではないからです。新年を祝い、親族で語らって、酒を酌み交わしながらちょっとずつというのが本来のいただき方。普通の食事と思うと、確かに飽きてしまいますよね。
■子どもの頃は甘い“口取り”が早く食べたかった
お節料理の中でも、デザートに相当する“口取り”。子どものときはお節料理にあまり魅力を感じず、「口取りにだけ興味を示していた」という人も多いのでは。もしくは、「栗きんとんや伊達巻きは大好き」という人もいるかもしれませんね。
■「ちょろぎ」はお節料理でしかお目にかかれない
黒豆の上にのせられている「ちょろぎ」。お節料理でしかお目にかかれませんよね。これはシソ科の植物で、真っ赤で細長い貝のような形をしているもの。漬物のような感覚で箸休めとして食べます。黒豆の黒と赤のコントラストが目を引きますね。
■お節料理のせいで太る
正月太りを気にする人にとって、お節料理は“天敵”かもしれません。砂糖やみりんなどの甘味料、長持ちさせるための塩分が多く、そもそもお節料理は太りやすいのです。さらに、お雑煮の餅や正月料理に多い芋系など、まさに“炭水化物のオンパレード”ですから、確かに太りますよね。
現代において、お節料理に賛否両論あるようですが、古き良き伝統を守る意味でも、ぜひ美味しくお祝いしながらいただいてはいかがでしょうか。