年末年始。1年の疲れがドッと出てきてはいませんか? 肩凝りなどの症状がある人もいることでしょう。そんなときは、痛くて肩や首が回らなくなる前に、定期的にしっかり動かして筋肉のこわばりをほぐしましょう。
PCやスマホを操作する時間が長いときなど、同じ姿勢を長時間続けることになりそうな場合は、こまめに次のようなワンアクションを取り入れるのがオススメですよ。
■首を大きく左右に10回ずつ回す
前屈みの姿勢になっていると、気付かぬうちに頭も前に出てしまっています。「首を後ろに倒すだけでちょっとツラい……」という場合は、首周りの筋肉がこわばっているサイン。急に動かして“グキッ”とならないように、ゆっくり大きく回して筋肉を少しずつ動かしましょう。
■腕を大きく10回回す
首の次は肩周り。こちらも、大きくゆっくり10回回しましょう。片腕ずつ回してもOKです。とくに、腕の付け根部分がよく動くように、前から後ろへ、後ろから前へと、伸びるのが心地よい方向へと回してください。肩甲骨が動くように意識するとほぐしやすくなります。カフェや職場などで大きく腕を回すのがはばかられる場合は、肩を大きく上下に動かす運動もオススメです。
■手の「グー」「パー」ストレッチ
手と肩はつながっているので、手の不調が肩凝りにつながることもあります。手をじゃんけんの「グー」「パー」の形に大きく動かして血行を促進させ、リフレッシュしましょう。血流を促すことで脳のリフレッシュにも役立ちますよ。顔周りの血流を促して血色をよくし、たるみの予防にもつながります。10~30秒間行いましょう。
動かすのがツラくなってしまってからでは、しっかりほぐすことが難しくなってしまいます。“凝りを感じる前にストレッチ”を合言葉にこまめに体を動かして、疲労やこわばりを改善してくださいね。
(Nao Kiyota)