女優・藤原紀香の下積みエピソードに対し、まさかのパクリ疑惑を指摘する声が相次いだという。12月20日に放送された「1周回って知らない話 3時間SP」(日本テレビ系)にゲスト出演した藤原は、30年の芸歴を振り返る中で、新人時代の知られざる苦労エピソードを紹介した。
「ミス日本コンテスト」でのグランプリを受賞を機に芸能界入りを決意し、親の反対を押し切って上京すると、キャンペーンガールなどで地道に活動。真冬に水着でビールのキャンペーンに駆り出されるなど、壮絶な下積み時代だったようで、お金が全くない極貧時代でもあったと振り返る。
そんな藤原によると、当時の食事は白米のみで、「煙」の香りをおかずにしていたこともあったと告白。自宅の1階に焼肉店が入っていた影響で、ダクトから漏れる煙でご飯を食べていたといい、「これは本当にリアル。オーディションを受けに行かなアカンから、食よりも美容に使っていたので、お金が無くなっていた」と明かしている。
「この強烈なインパクトを放つ“ダクト飯”について、ネットには『オードリーの春日のパクリ?』『それ春日さんのやつ…』など、倹約家で知られるオードリー・春日俊彰と全く同じエピソードだと指摘する声が並びました。春日は2010年と11年に『いきなり!黄金伝説。』(テレビ朝日系)の『芸能人節約バトル 1ヶ月1万円生活』企画で、2度の王者に輝いた実力者。白米と箸を持って近所の飲食店にあるダクトに顔を寄せ、幸せそうにご飯を食べる様子が世間に衝撃を与えました。この印象があまりにも強すぎたのか、藤原が実際に体験したという“ダクト飯”には春日からのパクリ疑惑をかけられてしまったようです。春日は企画以降も芸能界随一のドケチキャラとして一貫していますが、藤原にはゴージャスなセレブのイメージが根付いているため、そのギャップのせいで、理不尽なことに、春日ほどの説得力が得られなかったのかもしれません」(テレビ誌ライター)
1円でも多く美容代に費やしたいとの思いがあったのだろうが、藤原に相当なガッツがあったことも伝わるエピソードだといえそうだ。
(木村慎吾)