東京・日本橋浜町の明治座が12月19日、創業150周年ファイナル公演「メイジ・ザ・キャッツアイ」の製作発表会見を開催。女優・藤原紀香、高島礼子、剛力彩芽がトリプル主演を務めることを発表した。
同舞台の原作は漫画家・北条司氏による人気漫画「キャッツ・アイ」。予告状を送って美術品を狙う、泪、瞳、愛の美人3姉妹からなる怪盗・キャッツアイと、彼女たちの逮捕に執念を燃やす刑事・内海俊夫との攻防が見どころだが、一方で、内海と、正体を隠して交際している次女・瞳とのスリリングな恋も描かれている物語だ。
今回の舞台化では長女・泪を高島、次女・瞳を藤原、三女・愛を剛力が演じる。中でも藤原は1997年に公開された映画版「CAT’S EYE キャッツ・アイ」で次女・瞳を演じており、会見では「大好きな作品に人生で2度もご縁があって幸せ」と喜びを語った。
しかし、ネット上では「ミスキャストだとは思わんが年齢が…」「随分と大人なキャッツアイやな」「この3人素敵だし合ってると思う。少しだけ年齢が上すぎるけど…」など主演3人の年齢を気にする声が続出している。
「原作は現実の時間と共に登場人物も年を重ねていましたが、初登場時、泪は年齢不詳ですが、瞳が21歳、愛は高校1年生という設定でした。対して、高島は現在59歳、藤原は52歳、剛力は31歳。舞台においては、役年齢と実年齢の差はあまりこだわらないのがこの世界の常識なのですが、『キャッツ・アイ』はアクションものでもあるので、剛力はともかく高島、藤原がこなせるのか…という不安はありますね」(芸能記者)
明治座で来年2月6日から3月3日まで上演されるという同舞台では、はたしてどんなアクションを見せてくれるだろうか。
(柏原廉)