キッチンの水切りゴミ袋って、三角コーナーに合うものとか、専用のリングみたいなパーツに通してクルッとするとか、さまざまなタイプがあるのですが、3COINS、通称スリコの水切りゴミ袋が思っていた以上に使いやすいのでぜひ知ってほしい!
商品名は「水切りゴミ袋ワイド35枚」330円。まずこの袋、三角コーナーなどがいらない自立式で、シンクに立てればオッケー。厚みもあるので、ふにゃふにゃ~パタ~ン、みたいに倒れることはありません。スッと立ちます。
そしてサイズが縦17.5cm、横30cm、マチ14cm。つまり口径が幅30cmあるので、まな板から直接野菜の皮などをザザッと入れるとか、鍋に残ったものをダイレクトにイン、などをした場合に、端からこぼれにくい。拾って入れ直さなくていい。もちろん、ティーポットや急須に残ったお茶っ葉もじゃんじゃん捨てやすい。生ゴミ袋の口径が大きいって、こんなに捨てるのが楽なんだ~って実感します。
パッケージの取説には「カレーやシチューなどを一度に流すと目詰まりすることがありますのでご注意ください」と書かれていますが、この袋のサイズ感、ボリューム感でカレーやシチューを一気に捨てるって、壮絶な大失敗をしたか、姑VS嫁のバトルで捨てられたとか、なかなかありえないシチュエーションだと思われるので、まずほとんどのものが大丈夫。容量が大きく、穴の数も多いので、普通に使っていれば、目詰まりはまずあり得ないと思われます。
ただ、その反面、この袋を満杯にするほど生ごみが出ない。これいっぱいの生ゴミって何食分? と言いたくなる大きさ。なので、1日ごととか、1食作ったごとに捨てるのって、なんか罪悪感を感じます。とはいえ、半分にカットして使えるものじゃないし、もし半分にできても、せっかくの口径の大きさがいかせなくなるし。
なので、カレー作りなどで今日は野菜の皮剥きまくるぞ~、とか、家に人を招くのでいっぱい料理作るぞ~、みたいな時はこれを出して、生ごみドンとこ~い、という体制を作るのはすごくいいけれど、普段そこまで生ごみが出ない日は、もっとちょろい水切り袋に…。まさかの水切りゴミ袋で”もったいない”を感じてしまう小市民。だって袋自体しっかりしているし、容量たっぷりだし、これを洗って再利用は面倒だからしたくない。
もしかしてこれ、キャンプやBBQなどアウトドアで、野菜や果物を洗う、といったザルの代わりに活躍できるのでは? と思ったのですが、取説に「水切りゴミ袋以外の用途に使用しないでください」とあるので、やめておいたほうがよさそうです。
ということで、スリコの水切りゴミ袋、使いやすくて大きくてとってもおすすめ。大家族とか、食材を切りまくる、作りまくるなんて時にとっても重宝します。キッチンのシンクに三角コーナーとかゴミ入れを置きたくないという人にもぜひ!
(ロドリゴいしざわ)