「自分に合うダイエット方法を探している」という人は多いのではないでしょうか。でも、「白米が大好きだから糖質制限は難しい」という女性! そんなあなたに知って欲しいのが“タイ米ダイエット”です。
タイ米を食べれば「即痩せる!」というものではありませんが、うまく活用することでダイエットにつながる可能性があるのです。詳しくみていきましょう。
■タイ米の特徴とは?
タイ米とはインディカ米のことで、インドや東南アジア、中国などが主な産地です。日本で食べられているジャポニカ米と比べて、粘り気が少ないのが特徴です。
ダイエットに役立つと聞いて、タイ米のカロリーと糖質量が気になった人も多いはず。しかし、残念なことに、実はカロリーと糖質量ともに白米より高いのです。炊いた状態では、100gあたり日本米が156kcalでタイ米が184kcal。糖質を含む炭水化物量は、日本米が37.1g、タイ米が41.5gです。(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)
でも、食後血糖値の上昇スピードを表すGI値については、日本米の84に対してタイ米は50前後とされており、タイ米のほうが低いのです。GI値が高いと、食後血糖値の上昇が早いことから太りやすくなるといわれています。食後血糖値の観点からすれば、ダイエットにつながる可能性があるというワケです。
■タイ米をどう活用すればいい?
タイ米は普段使っている白米とは食味が異なりますから、その特徴を生かしたメニューにすると美味しくいただけますよ。
例えば、タイ米の上に蒸し鶏をのせたタイ料理「カオマンガイ」はタイ米を美味しく食べられるメニュー。鶏肉の出汁とソースがタイ米に絡まり、絶妙なハーモニーに。また、パラパラとしたタイ米の特徴から、チャーハン、ピラフなどの炒める料理にぴったりです。
スーパーなどでは見かけない場合には、カルディコーヒーファームや成城石井などの輸入食品を多く取り扱っているお店や、ネットショッピングで入手するとよいですよ。