いつの間にいい人へ!?
“ゲスキャラ”を武器にして、炎上することでここまで這い上がってきたウーマンラッシュアワー村本大輔への世間のイメージがかなり変わってしまった。
村本は11月21日、自身のツイッターで母親がイタリアに留学に行くことを説明。しかし、村本の母親は60歳。もしものことがあるかもと「お母さんは何があっても悔いのない人生です」とLINEで村本あてに遺書が届いたとのこと。
これに村本は「もうすぐ誕生日、産んでくれてありがとう」と返信すると、母からは「お母さんを選んでくれてありがとう」と返信があり、思わず涙してしまったという。
嫌われ者キャラだけに、村本の普段のツイートに対しての「いいね」数は3桁で収まるものがほとんどだが、この投稿に対しては3000件超えの「いいね」を獲得し、その親子愛に感動する人が続出したことを証明した。
また、同時に「なんだかんだで、村本はいい人」「この母にしてこの息子。村本が悪い人間とは思えない」「ゲスキャラを演じるのは大変だろう」と、世間は村本をまるで人格者扱い。ネット上では、ゲスなのはビジネスキャラだと確定される状態にまでなってしまった。
「7日に放送されたトークバラエティ番組『バイキング』(フジテレビ系)でも、年内での解散を表明しているSMAPの話題で『一番ツラいのは、そのファンに対して解散するんだからしょうがないだろ、という声』と、何かと批判されるSMAPファンの立場を擁護する発言をしたことで、ファンから村本へ感謝のメッセージが殺到。村本はこれに対して、『高感度あがってるみたい。ラッキー』(原文ママ)とおどけてみせたが、実際に多くのSMAPファンには“いい人”としてしっかり認知されている」(エンタメ誌記者)
しかし好感度が上がるのはいいが、こうなってくると心配なのが本業。ゲスキャラを継続できなくなって人気が落ちるようなら本末転倒だ。“いい人”村本が、芸人としての難しい局面を迎えているのかもしれない。
(田村元希)