子どもが2~3歳以降の誤飲の心配がなくなった頃からは、大人がべったりサポートしなくても自由に手を動かして感じて考えることができる「スライム」遊びが重宝します。汚れても問題ない服を着せ、レジャーシートなどで汚しても大丈夫な空間を準備したら、次のような遊び方で子どもの想像力を刺激するのがオススメです。
■とにかく触る・自由に形成する
ペタペタ触って感触を楽しんだり引っ張って伸ばしたり手の上で丸めたり……自由自在に形を変えることができるスライムなら、手渡すだけで子どもが自ら手を動かして発見を楽しむことができます。ヘラや棒などのアイテムを加えて、おままごとのように楽しむこともできますよ。
■色付け
スライムには、食紅や絵の具で色付けすることができます。色が広がっていく様子を楽しんだりいくつかの色を合わせて変化を楽しんだりと、色付けだけでもさまざまな楽しみ方が可能です。色付けをしたスライム同士を混ぜ合わせ、色の変化を楽しむこともできます。
■的当てゲーム
スライムは、粘土遊びのように成形して形や飾りを作るのも楽しいですし、投げて遊ぶのも楽しいです。壁や床に的を作って的当てゲームのようにすると、創作とはまた違った楽しみ方をすることができますよ。
スライム遊びはルール設定も大切です。口に入れない、スライムを触った手で顔を触らない、遊んだ後は片付けをするなど、ルールを設定してからスタートするようにしましょう。ルールを守って安全に楽しむ経験としてもうってつけのスライム遊びで、“おうち遊び”を豊かにしてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)