お笑いコンビ「プラス・マイナス」岩橋良昌へのエアガン発砲疑惑が浮上した女優・真木よう子が、その反論を打ち消すコメントをする中で、岩橋のことを「重度の精神疾患の方」と表現したことで、問題発言として逆に批判的な目を向けられている。
発端は、岩橋がXから投稿した“真木よう子にエアガンで撃たれた”との告発である。真偽は不明ながら、岩橋いわく、過去に先輩芸人の宮川大輔に都内マンションへ来るよう言われ、その場で「突然真木よう子が俺をエアガンで何発も撃ち出した」という。
これに真木は自身のTikTokライブでこの疑惑を否定。視聴者からエアガンにまつわるコメントが大量に寄せられると「エアガンやってねぇってんだよ」「凄いね、エアガンのこと信じてる人いるんだ」と語った。
また、2月23日に更新したインスタグラム投稿でも、一般ユーザーからの「打ったのは本当?」との質問に「私は撮影以外でエアガンを見たこともないし、あの芸人さんも会った事ありません。重度の精神疾患の方だという事は把握しております」と真木。エアガンを撃つどころか、岩橋とは会ったこともないと綴っている。
「双方の意見が完全に食い違っている状況ですが、SNSでは、強迫性障害を告白したことがある岩橋への『重度の精神疾患の方』と表現した言及が『完全に余計な一言』『こういう発言する辺りが彼女の性格を表してますね』などと批判を集めています。こんなふうに後先を考えない発言をしたことで、2016年5月22日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)にゲスト出演した際の発言が蘇りますね。というのは、この放送回で真木は、休日の過ごし方として、“お酒を飲むと全てがどうでもよくなってしまうタイプ”だとし、親交のある宮川大輔を深夜に呼び出すこともあると告白しているんです。これが岩橋が発言したエアガンで撃たれた時の状況に似ていることも気になります。インスタでの岩橋に対する表現も酔っていた時に綴ったと考えればうなずけなくもない」(テレビ誌ライター)
ちなみに、岩橋は自身を「重度の精神疾患の方」呼ばわりした真木の反論に対し、Xから「やばっ 笑けるわもう こっちを精神疾患扱いで終わらせんといてくれる?」と綴ると、“エアガン事件”が起きた当時について「だいぶ呑んでたもんなぁ 覚えてないでこれ 人にエアガン撃ったん覚えてないのが1番やばい 酒は理由にならん」などと述べている。
「2021年1月に出演した『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)では、真木の“キレたらヤバいアネゴ伝説”として、共演者を「ぶん殴ってやろうかと」思ったといったエピソードなどが真木自身の口から紹介されると、ダウンタウンの松本人志が『すぐ手、出ます!』とツッコんだかと思えば、一緒にいた真木のマネージャーを務める実弟は、松本に『お姉さんにボコられたことは?』と聞かれ、『何回もあります』とナマ証言をして出演者らの笑いを誘っていましたよ」(前出・テレビ誌ライター)
22日に吉本興業を契約解消となった岩橋だが、真木が酔っ払うと“全てがどうでもよくなって”しまったり、キレてしまうことをみずから明かしていることから、疑惑を否定しても説得力に疑問が残るのは仕方がないことなのかもしれない。
(木村慎吾)