ダウンタウンの松本人志をめぐる週刊文春の一部記事を否定し、「松本さんを救いたい」と語っている現役の艶系女優が、大量の誹謗中傷にさらされていることを明かした。
3月3日に更新したXで「私はあんな嘘だらけの記事の内容に対して許せないから書きます」と切り出し、文春記事内にあった高級ホテル「ザ・リッツカールトン大阪」での飲み会に参加していたと告白したのは、ギャル系女優の霜月るな。彼女によれば、文春が表現したような“女性の献上”などは見られず、“携帯電話の利用禁止”報道も否定して、「私は飲み会中に当時の彼氏にだいたいの帰宅時間なども連絡していたし普通に携帯を触っていたので」と証言し、松本を始め、アテンド役とされたお笑い芸人・たむらけんじらとの宴席は「めっちゃ楽しい飲み会でした」と振り返っている。
その後も霜月はXから「私は素直に松本人志さんを救いたい。助けたい」「なんなら、裁判で証人として出ましょうか?それで松本人志さんを救えるなら。私はいつでも力になります」などと綴っており、法廷に立つ覚悟があることも示したものだった。
これら一連の発信は、松本の“潔白”を信じる層から「頼もしい援軍」として迎えられ、多くのエールが殺到。だが、対照的な反響もダイレクトメールで来ているといい、霜月は6日のXから「アンチや誹謗中傷に対して、みんな心配してくれてありがとうね。実際にdmやコメントでひどい言葉も大量にきてます。でしゃばるなカスってさっきもdmきてました」と中傷の被害を明かした。さらに、「でも、あたしがコレでつらい、しんどいって思ってる辛さの何百倍も松本人志さんはきっと相当辛くてしんどいし心が傷ついてると思う」と当事者である松本の心境を案じている。
「この霜月に対するアンチの攻撃には、『でしゃばるなの意味がわからないですね。事実を言われると困る人たちが一定数いるのでしょうか』『霜月さん、いい人すぎるよ…』などと応援する声が届いた一方、裁判でどれだけ有効な証言ができるのかを疑問視する人もいました。霜月の証言で立証されうるのは、あくまで“彼女が参加した飲み会においては、彼女自身は楽しかった”という事実のみ。その飲み会に参加した他の人が同じ心情だったかどうか、また、松本が参加した大阪以外の飲み会の疑惑については、当然ながら彼女が何かを立証することはできません。もちろん、当該飲み会における松本の印象を向上させる一定の効果はあるでしょう。しかし、ネットには『誰も松本が100回の飲み会で100回とも加害したとは思ってないし、1回でもあったらダメなんだよ』『飲み会は何年にもわたって行われているわけで、文春も霜月さんも、どちらも正しい可能性だってある』とする指摘が上がっています」(テレビ誌ライター)
いずれにせよ、勇気を出して過去の出来事を振り返っている霜月への誹謗中傷は、決して許される行為ではないことだけは確かだ。
(木村慎吾)