乳ガン闘病で芸能活動休止中だった北斗晶が11月29日、1年2カ月ぶりに仕事復帰した。火曜日のコメンテーターを務めていた「5時に夢中!」(TOKYO MX)に生出演し、はじける笑顔を見せたのだ。北斗は「本当に皆さんにご心配とご迷惑をおかけしましたが、おかげさまで元気に帰ってきちゃいました」と元気はつらつぶりをアピールした。芸能ライターが解説する。
「生放送後の会見では、黒髪のショートヘアになった以外は以前と変わらないことに驚かされました。いつも通りのポジティブトーク全開で、復帰初仕事について『楽しかったです』とご機嫌。今後についても『薬で治していくので、あと5年、10年かな』と長いスパンで対応していくことを語っていました」
北斗は2015年9月に乳ガンを公表、同24日に右乳房全摘出手術を、同29日に転移した腋のリンパ摘出手術を受け、10月3日の会見を最後に長期休養に入った。その後は自身の公式ブログで情報を発信。11月28日のブログによると、先日の術後1年の全身検査で転移がお陰様でみられなかったため、検査結果がわかったその日に復帰を決めたそうだ。女性誌記者が言う。
「医師から『術後5年の生存率50%』と告知された患者にしては、早すぎる復帰でしょう。レギュラー番組『あさチャン!』(TBS系)で北斗の代わりに始まった夫・佐々木健介のコーナー『ニッポンを食べつくすご当地おかわり朝ゴハン』は反応もイマイチで、3月に終了。一家の屋台骨である北斗は、1日も早い復帰を迫られていたんです。ブログで販売したオリジナルグッズ(風呂敷とエプロン)が完売したといっても、大した儲けは出ていません。“やはりメディアに出なければ”の思いを強くしたはずです。今後はインタビューを受けまくって全快をアピール、稼げるCMを数多くゲットするため、最大限の努力をしてくるでしょう」
急すぎる復帰に視聴者のほうがハラハラさせられそうだ。
(塩勢知央)