同じクールで違うドラマに出演している役者を見ると「この人、売れっ子なんだな」と感じる人は多いことだろう。すでに2月24日に最終回を迎えた「お別れホスピタル」(NHK)では末期がん患者、放送中の「となりのナースエイド」(日本テレビ系)では全身に悪性腫瘍が生じる「シムネス」という架空の病気にかかっている大学病院の教授、「不適切にもほどがある!」(TBS系)では心臓手術を受けたばかりで携帯用酸素ボンベを常に装着しているテーラーの店主を演じている古田新太は、まさに「売れっ子」であると誰もが認識している。
しかし、同クールで放送している出演作品3本のすべてが「病人」のため、視聴者からは「混乱する」との指摘があがっているようだ。
「古田の演技力の高さには定評がありますが、ネット上には『さすがに3本のドラマのうち2本で鼻に管を入れた病人を演じるのはないよな』『「お別れホスピタル」は第1話、「となりのナースエイド」は第9話で死亡退場してて「ふてほど」だけ生きてるけど、あれ? まだ生きてたっけ? とかほかのドラマと混同しちゃうw』『ドラマの途中で死亡退場する役だから同じクールで3本ものドラマに出演できたんだろうけど、自分がどのドラマ見てるのかわからなくなる。古田さんがみんな病人だから』といった声があがっています」(女性誌記者)
今クールで古田が病人役ばかり演じているのは偶然か、それとも所属事務所による何かの戦略か。