じんわり癒やしの味――「カルディ」と「久世福商店」の甘酒を飲み比べてみた!

 三寒四温、3日寒くて4日暖かい今日この頃。暖かいと花粉がすごいし、寒いとしんどくなるし。外から帰ってきて暖房つけて、ボーッとしたいときにオススメなのがノンアルコールの甘酒。そこで、「カルディ」と「久世福商店」で販売しているビンの甘酒、どんな違いがあるのか飲んでみました!

 カルディの「国産のお米と麹だけでつくった甘酒」550円、ラベルには「発酵の力で生まれる自然の甘みを大切に、国産のお米と米麹のみを使って作りました。温めても冷やしてもおいしい、さらりと飲みやすい甘酒です」と書かれています。内容量は500g。mlじゃないの? 製造者を見ると有限会社亀の甲と書かれています。検索してみると、大分県にある甘酒の会社。スタンダードな赤ラベルの甘酒と、よりスッキリ飲みやすい青ラベルの甘酒を販売しています。

 久世福商店の「信州伊那谷伝統酒蔵の甘酒」615円は、サイトに「国産米麹100%で造った本格派の甘酒です。甘さが濃く、なめらかな舌さわり。水にもこだわり南アルプスの雪解け水が伏流水となったものを地下60メートルより汲み上げた天然水を使っています」と書かれています。内容量は400g。あ、こっちもmlじゃない。甘酒の計り方はgなんですね。

 製造者の欄を見ると、株式会社仙醸と書かれています。検索してみると、長野県伊那市で日本酒や甘酒、濁酒などを作っている、江戸末期から続く酒造メーカーとのこと。可愛い雷鳥がラベルに描かれた甘酒も販売しています。それぞれ、本家の甘酒も飲んでみたいなぁ。

 この2つをまずは常温で飲み比べ。カルディの甘酒は甘いけれどさっぱりしていて余韻控えめ。久世福の方が米の旨み?ふくよかな味わいで余韻もやや長め。いわゆる“ザ・甘酒”という味わいです。お米のつぶつぶ感が強めなのもこっち。

 今度は少し温めて飲み比べてみると、甘さがフワッと立つのがカルディ。香りが際立つのが久世福。なので、甘いけれどスッキリと味わいたいならカルディの甘酒で、日本酒っぽさを感じるなら久世福という感じです。

 甘酒ではちょっと違うのかもしれないけれど、ゴクゴク飲むなら冷やしたカルディ甘酒で、チビチビ味わうなら温めた久世福甘酒。おそらく大分と長野の会社の米とか麹とか水の違いなんだろうけれど、同じ甘酒でも全然違うものなんだ~と実感できました。

 個人的には、製造元である有限会社亀の甲の甘酒と、株式会社仙醸のドブロクを取り寄せてみたい。そもそも甘酒って、俳句では夏の季語で江戸時代の箱根ではエナジーチャージドリンクだったもの。寒い季節だからとかひな祭りだからって飲むものではないので、菌活を兼ねて継続的に飲むのもオススメですよ。

(ロドリゴいしざわ)

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