お笑いコンビ・尼神インター(誠子、渚)が3月限りで解散することが決まった。3月28日に所属する吉本興業が発表した。2007年にコンビを結成。誠子の乙女なぶりっ子キャラと、斬れ味鋭い渚のツッコミで人気を博してきた。が、最近ではなかなかコンビとしての活動を見られる機会が減り、ファンからは心配の声も集まっていた。そして、ついに「コンビを解散することになりましたのでご報告します。誠子と渚はそれぞれの道を歩んでいくことになりました」との報告がもたらされたのだった。今後について、渚は引き続き吉本に所属して活動を続けるといい、誠子は同社とのマネジメント契約を終了し、フリーでの活動を始めるという。
結成17年目にして解散を決意した2人に対しては、ネット民からは、ショックを受けたとする声が上がるとともに、「何となく感じ取っていた部分もあります」「そうなっちゃうでしょうね…」「驚きはゼロです」とする反応も散見された。その要因として、最近の誠子の“美意識への目覚め”を挙げる人が少なくないようだ。
「誠子はそもそも芸人を志したキッカケの一つが、双子の美人な妹たちを見返すためというモチベーションで、かねてより美への高い意識を持っていました。そして、“決定打”となったのが昨年秋に話題になった20kgダイエットの成功で、以来、誠子がインスタグラムから発信しているヘルシーな和食の手料理が『誠子食堂』として注目され、料理本の出版も決定。『誠子食堂』のイベントでの出店など、美容やグルメ、ダイエットのジャンルで仕事が広がり始め、“笑い”で勝負をしていきたい渚からしても、もはや形骸化した『コンビというカタチ』に意味を見出せなくなったのかもしれません。吉本に残ることが決まった渚と、28日のインスタグラムから『枠にとらわれずに私らしく輝きたい』『みんなも自分もワクワクするような活動をしていきます』などと報告した誠子とでは、かなり大きな“方針の違い”が見て取れますね」(テレビ誌ライター)
誠子の新たなキャリアがどのような展開を見せるのかが、気になるところだ。
(木村慎吾)