「今後もボクシング、YouTubeを続けていきながら、高卒認定試験を受けようと思います」
「青年革命家」を自称するYouTuber・ゆたぼんが、4月4日付で自身のYouTubeチャンネル「青年革命家ゆたぼんチャンネル」を更新。沖縄県の公立高校受験に失敗し、今後の予定を報告した。しかしながら「ツジツマが合わないのでは?」といった声が相次いでいるという。ゆたぼんの動画での語りを振り返ると、中盤では、こんなふうに語っている。
「実際の当時のボクの実力じゃ難しいと、厳しいと先生からも言われていて、『もうちょっと受かりそうな学校あるよ』とか言われてたんですけど、ボクは厳しくても挑戦したいと思って挑戦したんです。だから、全然後悔してないです」
このあたりは何の異論もないのだが、気になるのは、動画の前半で出た次のコメントだ。
「高校受験が終わってから一緒に受けた友達と自己採点したんですよ。そうしたら、一緒に受けた友達より、ボクのほうが点数が倍以上だったんですね。でも、その友達は合格して、ボクは不合格だったんですよ。それは内申点っていうのもあって、中学1年生、2年生と学校に行ってなかったぶん、内申点の分までボクはテストで点数を取らなければいけなかったんです」
ちなみに、沖縄県の公立高校の一般受験は、5教科(国語、英語、理科、社会、数学)の学力検査、各60点満点の合計300点満点と、中学3年間の内申点165万点満点(学力も考慮し、各1年間で55点満点)の合計で判断される。
「ゆたぼんの発言から、たとえば、ゆたぼんが学力検査で9割とったとして、内申点を極端に考えて0点だったとします。すると合計270点。友人が学力検査で半分以下の130点だったとしましょう。これは、学力検査の満点300点の約43%ですが、この場合、友人が合計でゆたぼんを逆転するには内申で140点以上とっていることになり、これは内申点の満点165点の約85%です。本番で友人が大失敗したとしても内申点とそこまで差がつくのはかなり稀有な気がしますね。ゆたぼんの学力検査結果が9割以下なら、友人の学力検査結果はさらに低いわけですからよけい矛盾してくる気がします。しかも、ゆたぼんの内申点もさすがに合計0点ということはない気がしますし…。真相はわかりませんが、そんなモヤモヤ感から、視聴者から『点数、友達の倍以上、そもそも高校受験がウソなのでは?』といった疑念の声まで出ていましたよ」(ネットライター)
友人の“倍以上”得点したという点。さらにそれが、“自己採点”だったというあたりに何か「盛った」感が漂わないでもない気もするが、ともあれ、気持ちを切り替え次の目標に向かって頑張っていただきたいものだ。
(所ひで/YouTubeライター)