「マインドマップ」とは、情報やアイデアを図形や短いフレーズで整理し、それらを枝葉のように結びつける描画法です。日々情報に追われてしまいがちなワーママが頭の中を整理し、覚えおきたいことやじっくり考えたいこと、アイデアなどを可視化・整理するのにオススメですよ。
■マインドマップの描き方とは?
中心となるテーマやカテゴリーを短いフレーズで書き出して丸や四角で囲み、関連する情報や気持ちなどを周りに線で枝を伸ばすようにして書き込んでいきます。中心となるテーマの周りに細かな情報を書き込めるように、テーマやカテゴリーのフレーズは別々の紙に書くようにしたり、大きめの余裕を持たせて離して書くようにしたりするのがよいでしょう。
これだけで、テーマやカテゴリーごとに、細かな情報や締め切り、TODO、思考などをパッと確認できる“頼れるメモ”が完成します。
■活用のタイミングはいつがいい?
マインドマップを描くタイミングは、「今頭の中にどんな情報がゴチャゴチャに詰まっているのか、全体像を把握したいとき」「モヤモヤした気持ちを書き出して向き合いたいとき」「カテゴリーごとのタスクや締め切りを見える化したいとき」「同時進行で進めたいタスクを分かりやすく仕分け・整理したいとき」などです。
■ただのメモとどう違うの?
タイトルを中心に、その周りに情報を書き込んでいくことの大きなメリットの1つは、場所や大きさ、色などを感覚的に自由に選んで追記していくことができることです。
また、付随する情報がタイトルから近い・遠い、文字が大きい・小さい、枝分かれの情報量の多い・少ないなどにして書き分けることで、重要度や緊急性、気持ちの質などを視覚化しやすくなります。
頭の中を一緒に整理してくれる“相棒”が見つかると、情報整理がグッと楽で楽しいものに変わります。「情報を扱いきれていないなあ……」と感じたら、ぜひマインドマップに書き込んで“見える化”してみてくださいね。
(Nao Kiyota)