長谷川博己が主演を務める日曜劇場「アンチヒーロー」(TBS系)の第3話が4月28日に放送され、世帯平均視聴率は10.4%を記録した。前回より数字を下げたが、2ケタをキープした。
国会議員・富田誠司(山崎銀之丞)の息子・正一郎(田島亮)が傷害事件を起こした。被告人となった正一郎を弁護することになった明墨正樹(長谷川)と赤峰柊斗(北村匠海)。無罪を主張する正一郎のため、アリバイを証明する映像を探すために奔走する。
なぜかこの事件にのめり込む赤峰。実は、前にいた事務所で正一郎の傷害事件を担当した際、正一郎の友人である松永(細田善彦)が身代わりで有罪になる。その時、裏で動いたのが正一郎の父・誠司だった。
ところが、法廷で、検察官の緑川歩佳(木村佳乃)に正一郎サイドが行った証拠隠蔽を暴かれてしまった明墨は、正一郎の弁護士としてあっさりと敗北を認めるのだった。
視聴者の感想としては「回を増す毎に更に面白くなって来た」「何が次に来るんだろうと毎回ワクワクドキドキしながら見てます」「明墨弁護士最高です。ダーティでマジでいい!」など、読み切れない明墨の言動に心躍らされているようだ。
「明墨の“アンチ”が、何に対するものなのか? 第3話で少しだけ明かされたような感じがしました。ダークなようで、そうではないのか? 彼のダークな行動は、誰に向けられたものなのか? 少しずつ明かされていく明墨の過去やプライベートに、視聴者は引き込まれているようです」(テレビ誌ライター)
本作のテーマ「正義の反対は、本当に悪なのだろうか…?」。この言葉の意味深長な内容も、明かされていくようだ。