「好きなママタレント第1位」に選ばれたこともある3児の母で女優・杏だが、家庭内では子どもたちに声を荒らげながら“ドスを利かせる”こともあるという。
現在はフランス・パリで暮らし、仕事のタイミングでのみ日本へ帰ってくるという生活を送る杏。自宅では8歳の双子の娘と6歳の息子をワンオペで育てており、仕事と育児の両立に奔走中だが、5月20日放送回にゲスト出演した「しゃべくり007」(日本テレビ系)では「“素晴らしいお母さん”というわけではないんです」とみずからを客観視した。
世間からは好感度の高いイメージがあり、お笑いコンビ・チュートリアルの福田充徳も杏に抱く印象を「スーパーでお子さんが走っても、強く怒らなさそう」と指摘。実際にそうしたシチュエーションに遭遇した場合、杏がどのように叱りつけるのかをスタジオで実演する流れとなった。
すると、杏は「やめろって言ってんだろ!」と低音ボイスで凄んでみせ、くりぃむしちゅー・有田哲平は思わず「怖っ!」とリアクション。ふだん公共の場ではあまり声を大きくして荒げることはないものの、自宅では怒鳴ることもあると語っている。
「杏によると、小学生となった3人の子どもたちはなかなか言うことを聞いてくれず、『よくこんな無視するな…ぐらい』と苦慮。時には女優の母やハリウッド俳優・渡辺謙の祖父から受け継いだ演技力のDNAを駆使してか嘘泣きをすることもあるようで、手を焼く場面が多いようです。ただ、好感度抜群なイメージをよそに、家庭内での“真の姿”を飾らずに打ち明けた杏には、とりわけ女性視聴者から『同じ母として好感以外の何物でもない』『上が双子ってだけでも大変なのに、年子で男の子。ほぼ三つ子状態ならそりゃ声を荒げる日もありますよね』『きちんと子育てされているからこそですよね』『これを大袈裟に驚いてる人は育児の大変さを全く理解してない』などとネット上には支持する声が並んでいます。また、不倫の末に離婚し、独りで山暮らしを楽しむ元夫で俳優・東出昌大と比較し、“あちらは自由で呑気ですから…”と皮肉を入れる人もいました」(テレビ誌ライター)
等身大な子育ての実態を明かし、さらなる人気アップにつながったようだ。
(木村慎吾)