放送中のNHK大河ドラマ「光る君へ」では”平安のF4”の1人である美文字と気遣いに長けた藤原行成をにこやかに演じている、ミュージシャンで俳優の渡辺大知。
その渡辺は、篠原涼子とバカリズムのW主演ドラマ「イップス」(フジテレビ系)では篠原演じる書けなくなったミステリー作家・黒羽ミコの大ファンだと言って運転手をしていたが、実はある目的を達成するための嘘だったことが5月17日放送の第6話で発覚。多くの視聴者から「嘘だろ?」と驚かれた坂浦猛を好演している。
はたまた、山本周五郎の同名小説を原作に、クドカンこと宮藤官九郎が企画、脚本、一部監督を務めたドラマ「季節のない街」(テレビ東京系)では、渡辺は、仮設住宅街の近所にある酒屋の息子・オカベを演じ、仮設住宅に住む主人公の半助(池松壮亮)やタツヤ(仲野太賀)とわちゃわちゃする様子は見ていて微笑ましい。
しかし5月24日深夜放送の第8話「がんもどき後編」では、片思いをしている大好きなかつ子(三浦透子)が大きな悩みに直面していることに気付けず刃傷沙汰が起きるも、その結果2人はいい感じになる。ネット上でも「かつ子がまさかあんなことするとは思ってなかったけど、優しいオカベと手をつなぐような関係になってよかった」「かつ子役の三浦さんもオカベ役の大知くんも、あり得ないだろ!ってツッコミ入れたくなるけど納得させられてしまう説得力のある演技がすごかった」「大知くん演じるオカベのような男に愛されたいよぉ」「ドラマでは三浦透子、私生活では夏帆が彼女ってズルくない? めっちゃ嫉妬」「黒猫CHELSEA(※渡辺が所属するバンド)は活動再開、役者としては引っ張りだこ、私生活では夏帆と順調って最高かよ!」などと様々な角度からうらやましがられている。
「渡辺は、わかりやすいイケメンではないけれど、優しげで人なつこそうな笑顔がチャーミング。バンドでは作詞、作曲、ボーカルをマルチに務め、演技をすればカメレオン俳優や演技派女優と呼ばれる役者たちにまったく引けを取らない、リアルで説得力のある演技ができる。常に謙虚な態度でスタッフからのウケもいい。これだけそろっている逸材なのに自覚がないようですから、そこが一番の魅力かもしれません」(女性誌記者)
7月13日には東京・新代田FEVERでワンマンライブ、7月16日には東京・荻窪TOP BEAT CLUBで開催されるイベント「DECKREC NIGHT 25th Anniversary 2024」に黒猫CHELSEAとして出演する渡辺。追い風に乗って大きく羽ばたいてほしい。