「パスタを食べたいけれど、お湯を沸かして茹でるのが面倒……」と思ったことはありませんか? そんな場合は、多めに茹でたパスタを冷凍保存して、次回以降は解凍するだけで食べられるお手軽パスタを楽しみましょう。
■茹でたパスタの冷凍保存法とは?
のびてやわらかくなってしまうのを防ぐため、冷凍保存するパスタはパッケージに表記されている茹で時間よりも短めに茹でることがポイントです。解凍後、ソースなどをかけて食べる場合は30~1分程度、炒めるなどの調理をして食べる場合は1分半程度表記より短く茹で、水で洗って冷まします。水気を切ったらサラダ油やオリーブオイルを少量回しかけて混ぜ、全体をコーティング。フリーザーバッグに1食分ずつ入れて空気を抜き、平らにして冷凍します。2~3週間程度で食べ切るのが安心です。
■冷凍パスタはお弁当作りにも便利
お弁当用のパスタとして少量のみ茹でるのは大変ですが、小分けにして冷凍しておいた茹でパスタがあれば安心ですし時短にもなります。解凍してソースに絡めたりケチャップ・具材と炒めたりするだけで、お弁当用のおかずパスタが簡単にできますよ。
■パスタサラダにも活用
サラダを出してもあまり箸が進まない子どもたちには、サラダにパスタを入れてあげるとスパゲッティー感覚で食べられるかもしれません。ハムやコーン、きゅうり、玉ねぎなど、お好みの具材を細かくカットしてマヨネーズソースで和え、解凍した冷凍茹でパスタも加えましょう。いつものサラダがチュルっと美味しいサラダに変身します。
冷凍の過程でパスタに水分が浸透すると、解凍したときにもっちり感が高まります。いつもとちょっと違った食感を楽しみたいときにもオススメですから、その日に食べる分より多めにパスタを茹でて、「冷凍茹でパスタ」を作り置きしてはいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)