「毎日時間が足りなくて心の余裕を作れない……」と悩んでいませんか? そんなときは、全力で取り組む“10分”を作って頑張る習慣を身につけると、「気付いたときにはさまざまなタスクが終わっていた」なんてことにもなりますよ。そんな「10分活用術」を詳しくみていきましょう。
■必要な作業を小分けして時間配分する
時間がなくてやり切れないと思うタスクでも、「途中まででもいいから10分だけ進める」と決め、とにかく手を止めずに集中して進めてみましょう。
トイレ掃除やリビングの掃除機かけ、仕事のメール返信、机の上の片付け等々、10分あれば目処が立ってしまう仕事は意外とたくさんあるもの。これらを10分間の小作業に分けて取り組み、1日や1週間の中で上手に配分してさばいていきましょう。
10分では終えられないものは、10分作業を数回行って進めます。30分は確保できなくても10分は確保できるなら、まずは3分の1を終えてしまったほうがゴールに近付きます。
■休憩や運動にも活用する
休憩時間や1人時間でも、10分活用は有用です。すべきことが終わって時間が余ったら……ではなく、しっかり休憩するための10分間を確実に確保することが大切です。リフレッシュした分だけその後の作業が捗りますし、また10分を確保するためにそれ以外のタスクを終える計画も立てやすくなります。
運動するときも、長時間にこだわる必要はありません。短時間でも運動の効果はあります。ストレッチや軽い運動を10分行うのもいいですね。疲れ過ぎることなく、継続してできますよ。
慣れてくると、どのくらいのタスクが10分で終えられるかが感覚で分かるようになり、より進行計画を立てやすくなります。目の前の10分をどう活用するか、それを終えたらどんな10分を過ごしたいかをイメージしながら進めていき、目の前のタスクを楽しくクリアしていきましょう。
(Nao Kiyota)