有吉弘行が発信した「盗撮被害」の訴えが反響を呼んでいる。6月25日、有吉は自身のXにこう書き込んだ。
「盗撮をして。一般人の写真を載せたり生後数ヶ月の子供の写真に未成年の犯罪者みたいにモザイクかけてまで掲載。まあイヤでしょ。週刊誌の人って家族いないんですね。スゴっ これ訴えると倍返しなんですよね。怖っ!」
そして、次のポストでは、
「土下座しますし 芸能人の情報タレコミますし お金もある程度払います 命令、要求なんでも従いますのでどうか家族の盗撮やめてください」
と、ユーモアを交えながらも、「盗撮被害」を切実に訴えたのだ。
「有吉の投稿は同日、FRIDAYデジタルに掲載された記事を受けてのものでしょう。〈新セレブスポット「麻布台ヒルズ」を夫婦で満喫「リラックスショット」撮〉と題された記事には有吉とともに今年3月に誕生が発表された第一子を抱く妻の夏目三久さんの写真が添えられていました。見るからにプライベートの隠し撮りで、有吉が不快感を示すのもわかります」(芸能関係者)
警鐘を鳴らした有吉のポストには賛同のコメントが殺到。投稿から1日で50万を超える「いいね!」が付けられている。その一方、「元人気芸人」からは辛辣な批判が。
有吉のポストを引用して「芸能人でこれ言う奴は一流じゃないと思いますね」とXに綴ったのは、一昨年まで吉本興業に所属し、現在はユーチューバーとして活動するムラコス氏。かつてケンドーコバヤシと「モストデンジャラスコンビ」を組んで活動していた人物だ。
ムラコス氏は「有名になるという事はそういう事。そこは覚悟せーよ」と続け、さらに「週刊誌の無茶なやり方なんか今に始まった事じゃないですからね」「それが嫌なら、芸能人辞めて、遠い異国の南の島にでも移住しろよって話ですよね」と手厳しく指摘した。
「芸人時代のムラコス氏は、とにかく尖った芸風で“孤高のギャガー”の異名を取った人。有吉の訴えをバッサリ切り捨てたのも、決して写真週刊誌を擁護したいわけではなく『一流芸能人なら雑音は無視すべき』というストイックな信念によるものでしょう」(前出・芸能関係者)
議論の行方を見守りたい。
(塚原真弓)