プロフィギュアスケーターでコリオグラファー(振付師)としても活動している村主章枝が、来年2月15日に初の写真集「月光」(講談社)を発売する。その中の数カットが、12月19日発売の「週刊現代」で袋とじ9ページで先行公開された。その内容は思わせぶりなものではなく、一糸まとわぬ大胆な姿を惜しげもなく披露している。
フィギュアスケート選手時代は「氷上のアクトレス」とまで称賛された村主が、なぜこのような写真を発表するに至ったのだろうか? スポーツライターは「生活に困窮しているからではないか」と推察する。
「村主は、テレビ番組で『地方のホテルを転々とする極貧生活で、収入は一般的なOLよりも低い』と告白しました。村主はアラスカ生まれで、帰国した6歳から新横浜プリンスクラブのジュニアスケート教室から始まり、その後、ニコライ・モロゾフや佐藤信夫など一流のコーチの指導も受けました。ですが、オリンピックで表彰台に上がることはできなかった。選手として余力のあるうちにプロ転向していれば、世界中で行われているアイスショーに呼ばれたと思いますが、引退したのは2014年11月。35歳でした。その間に、各国のスター選手が次々とプロ転向し、村主の需要はなくなっていましたね。また、引退後はホスト遊びが報じられ、妖艶なグラビアを発表するなど、芳しくないイメージがついてしまった。それで、日本スケート連盟の覚えも悪く、コーチとして雇うクラブも解説者としての需要もなくなってしまったのでしょう」
「フィギュアスケートに関わる仕事をしていたい」という村主だが、今回の写真集発売という行動が、果たして吉と出るか‥‥。