汚部屋がキレイに片付く“たった30秒”の「リセット術」
仕事から帰ってきて散らかった部屋を見ると疲れが倍増しませんか? でも、「片付けは面倒」と “汚部屋”のまま……。そこで今回は、片付けの負担を軽くするために短時間でササッと終えられる部屋の「リセット術」を紹介していきましょう。
床やテーブルの上にものが散乱していると、私たちは「部屋が散らかっている」と思いがちです。逆にいえば、床とテーブルの上に何もなければ全体的に片付いているように見えやすくなるということ。この視覚的な効果を逆手にとって部屋をリセットするには、床とテーブルの上に置かれたモノを“とりあえずカゴに入れる”のがオススメです。 
リビングに入ったら、まず目についたモノを近くに置いた「一時置きカゴ」に放り込み、全体をスッキリ整えることで部屋の散らかり感が劇的に改善できますよ。そして、一時置きカゴを定期的に片付けると、散らかりにくい部屋をキープすることもできます。
家族全員が使ったものをその場で元に戻せば、片付けなければならないものがグッと減ります。そのためには、モノの定位置を家族全員が把握することが大切です。
モノの収納場所は誰かだけが決めて覚えているのではなく、家族全員が分かるようにラベリングしたり伝えたりして、モノが自動で定位置に戻る仕組みを作りましょう。 
“しまう”という行為が面倒だと思うと、モノを出しっぱなしにしやすくなります。そして、引き出しを開けたり蓋を外したりするなど、2つ以上のアクションが必要な場所は片付けが続きにくくなります。
子どものおもちゃ箱は蓋付きではなくバスケットタイプのものにする、戸棚や引き出しの中に箱や缶を収納せず使ったものをそのまま入れられるようにするなどの工夫をすると、使ったものを元に戻しやすい環境づくりが可能ですよ。 
頑張れば頑張るほど、すぐに散らかったり片付けなければならなくなったりすることにイライラしてしまいます。自然と“キレイ”が保たれる環境をつくって、片付けのストレスから解放されてくださいね。
(Nao Kiyota)
