金運、恋愛運など、開運にまつわる手相の話が盛りだくさんで、いつも視聴者から「勉強になった」と感謝の声が寄せられる、タレントで手相占い師の島田秀平のYouTubeチャンネル「島田秀平のお開運巡り」。だが、7月9日更新回では、「その話は聞きたくなかった…」と一部のアニメファンからガッカリの声が相次いだようだ。
「漫画やアニメのキャラクターの手相も、ついつい見ちゃうって部分があるんですね。職業病ですよね」と島田。「理にかなってる感じの線が、よく見受けられるんですよね」との例として、小林よしのり原作のギャグ漫画「おぼっちゃまくん」の主人公は財閥の息子で大金持ち設定なだけに「金運線が長いとか…」。また、秋本治原作のこちらもギャグ漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の主人公・両津勘吉は「生命線が、すごく逞しいとかね…」。
そして、島田が刺激してしまったのは、「無限城編」が3部作として劇場公開されることが発表され話題となった吾峠呼世晴原作「鬼滅の刃」のアニメファンだった。
「ビックリしたのは、鬼滅の刃。禰豆子ってね、途中、鬼になってしまって、最後…」と、前後の手相の違いを解説しようと、オチを口にしてしまったのだ。
「『鬼滅の刃』は、家族を鬼に殺された主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)を中心に、鬼の征伐に向かう成長物語。唯一生き残った妹の禰豆子(ねずこ)が鬼になってしまったことから、妹を元に戻すことも主人公の命題でした。漫画連載は2020年5月に終了しており、ほとんどの読者が結末を知っているのは事実ですが、中には、クオリティの高いアニメを楽しみに物語を追いかけている視聴者もいたわけで、まさか、島田の動画でネタバレしてしまったというわけです。『ねずこのネタバレ、そりゃないよ…』『アニメの楽しみがうばされた、ああ…』といった視聴者の声がネット上に見受けられます」(ネットライター)
手相は常に変化するものだと聞く。だとすれば、今の島田の手相には「配慮の線」が欠けてはいなかったか!?
(所ひで/YouTubeライター)