昨夏『カルディ』で買って、とっても美味しかった「Geeta’s(ギータ)」のカレーの素。ボトル部分に液状のカレーの素が、そして蓋の部分に乾燥スパイスが入っているもので、甘口のティッカマサラと、辛口のジャルフレージの2種があったのですが、「今年は3種類売っている!」ということで、ウキウキと購入しちゃいました!
ボトルにMEDIUMと書いてあるからきっと中辛。昨年購入して食べたときは、甘口のティッカマサラはスープカレーのような味わい、辛口のジャルフレージはなかなかの刺激だった大人のスパイスカレーで、「果たして中辛だとどうなのか?」と、実際に作ってみることにしました。
カルディのサイトによると、「ギータ ローガンジョシュ」680円は、「アフガニスタンからインドのカシミール地方に伝えられたカレーで、ローガンはペルシア語で『油』、ジョシュは『熱さ・情熱』の意味~具材はマトン、ラム肉、牛肉、豚肉などと相性が良いです」と書かれています。
油&熱さ・情熱って、なかなかの力強さ。そしてラベルに書かれたレシピでは、鶏肉・ラム・エビまたはミックスベジタブルを炒めて蓋の部分のスパイスをかけてまた炒め、ボトル部分のソースを入れて煮れば完成とありました。
もちろん、中にはいろんなスパイスが入っています。ソースの方は、トマトと玉ねぎをベースに、ガラムマサラやフェンネルシードなど日本でもお馴染みのスパイス。蓋の方の粉末調味料にも同じく、クミンやパプリカ、コリアンダーなどが入っています。
ということで、今回は牛肉(カレー用)で調理。肉を炒めて、火が通ったところでスパイスを入れてさらに炒め、香りが立ってきたところでボトルのソースを投入。1瓶で2~3人前と書いてあったけれど、実際には1~2人前? 内容量350gなので、そこまでソースのボリュームはないかも。
実際に味わってみると、もぉインドレストランの味を完全再現。自宅で作ったとは思えないプロの味です。そして、辛口のジャルフレージほどではないけれど、なかなかスパイシー。これまた、子どもには無理な大人のカレーという印象です。「これで中辛かぁ……」。確かに旨みもスゴいけれど、辛さもしっかり感じられます。熱さ・情熱もなんか感じられた気がする。
ちなみに、ローガンジョシュだけで調べたところ、伝統的なレシピでは羊肉または山羊肉で作られるカレーとのこと。さすがカシミール地方。日本では沖縄以外でヤギ肉が気軽に買えるところってあまりない気がするので、本場の味にどこまで近付けたのかは謎ですが、とにかく自分が作ったとは思えないほどリアルな外国カレーでした。
スパイシーなのが苦手な場合は、生クリームやバターを足すとか、じゃがいもやかぼちゃみたいなホクホク系野菜を足してみるとかもありかも。自分では絶対に作り出せない、スパイスのバランス・旨さは買って後悔しないはず。カルディで見つけたら、ぜひ3種買って食べ比べてみるのがオススメですよ!
(ロドリゴいしざわ)