木村拓哉主演で来年1月からスタートするドラマ「A LIFE~愛しき人~」(TBS系)。難航していたとされる共演者は竹内結子、松山ケンイチ、及川光博、木村文乃、浅野忠信ら主役級の役者が顔をそろえた。
木村の役どころは、初挑戦となる外科医。かつて、親友によって病院から追い出され、渡米。スーパードクターとなって帰国した沖田一光を演じる。
「事務所としてはこのドラマを、SMAP解散前の年内中に放送したかったのですが、大ヒットドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)と病院モノで被るため、年明けの放送となったようです」(テレビ誌ライター)
しかし、この件が木村の耳に入り、憤慨した木村は「数字(視聴率)を取ればいいんでしょ!」と、制作関係者に啖呵を切ったそうだ。そこで、木村をバックアップするために、豪華共演陣が配されたという。
果たして、数字は取れるのか、前出のテレビ誌ライターに聞いた。
「初回は、解散後という話題性もあって木村のファンだけでなく視聴する人はいると思います。しかし木村には“裏切り者”と位置付けるアンチも多い。TBSとしても『逃げるは恥だが役に立つ』が20%超えを達成したこともプレッシャーになるでしょう」
芸能ジャーナリストは「制作費の高さもネックになる」と言う。
「医療モノは、手術がメインとなるドラマだと、手術室を再現するための設備にお金がかかるんです。しかも、今作は共演者もギャラの高い実力派ばかり。制作費は1話1億円とも言われています。これで数字が悪ければ、木村には『数字のない役者』のレッテルが貼られるのは間違いない」
ネット上でも「制作費ばっかり掛けて大丈夫か?」「キムタクドラマって脇がいいだけだよね」などの声もある。果たして木村は、この勝負に勝つことができるだろうか?