日曜朝の生放送の情報番組「シューイチ」(日本テレビ系)で、2011年からMCを続けるタレントの中山秀征にも、スキャンダルで記者会見を行う過去があった。
その記者会見で救われたのが、明石家さんまの一言だったと中山が振り返ったのは、お笑いタレント・関根勤のYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」だ(8月21日)。
当時、中山は25歳の独身であったにもかかわらず、男女が休憩するタイプのホテルから出てきたところを写真週刊誌「FOCUS」にすっぱ抜かれ、記者会見を行う事態に。どう釈明しようかと悩んでいたところ、会見の前夜にさんまから電話があった。
「さんまさんに『どうしたらいいですか?』って訊いたら、『笑わしてや』って言われたんですよ」
会見では記者とこんなやり取りが…。
記者「何をやっていたんですか?」
中山「カラオケをやってました」
記者「何を歌っていたんですか?」
中山「『よせばいいのに』を…」
ややウケだったというが、中山は、「中山秀征というのは、その事実がどうであれ、そこで何を発言するのかが、タレント中山秀征なんだというのを、さんまさんの『笑わしてや』で、あの怖い言葉で、ああそうかと思ったんですよ」と振り返った。結果、和やか雰囲気で進行できたのは「さんまさんの言葉のお陰でした」と中山は感謝の言葉を口にした。
「記者会見のあった1994年、中山は当時恋の噂があった『おニャン子クラブ』の元メンバー、岩井由紀子と沖縄密会をフライデーされました。会見は、世間に対してというよりも、岩井への釈明といった側面が大きかったかもしれません」(芸能記者)
岩井は1997年、青年実業家と結婚し、芸能界を引退。現在は2時の母。中山は、白城あやか(元宝塚歌劇団星組)との間に4人の息子があり、ともに幸せな家庭を築いている。
ちなみに、「よせばいいのに」は、1979年、敏いとうとハッピー&ブルーがリメイクしてロングセラーを記録、失恋しても未練の残る女心を歌った名曲だ。
(所ひで/YouTubeライター)