東京大学出身のクイズ王で「QuizKnock」CEO・伊沢拓司は、運転免許のペーパー試験で“頭が良すぎて”不合格になってしまったという。8月27日放送の「踊る!さんま御殿!!」(日本テレビ系)で振り返っている。
この日のテーマは「夏の苦い思い出」。夏休みの宿題をギリギリまで溜め込んでいたエピソードなどが披露されたが、伊沢も宿題は8月31日にまで溜めるタイプだったという。ただし、そこは東大出身のエリート。「宿題のコツをつかんで最後の1週間で計画的に終えていた」といい、東大受験も試験本番のギリギリまでやることを先延ばしにして合格をつかんだ。
だが、それで調子に乗って、運転免許試験には落ちたというのだ。なんでも「行きの電車の中で覚えればいいだろと思ってた。内容が◯×クイズだから一番得意だわと思って。高校生クイズで2回も優勝してますから」とタカをくくっていたという。
伊沢が言うには、落ちた原因は「問題文の悪さ」。具体的には「『雨の日は気を付けて運転しよう』っていう問題が◯か×かって言ったら、(伊沢の考えでは)×なんですよ。なぜなら晴れの日も気を付けて運転しないといけないから。論理関係がおかしい」と不満を述べ、しまいには「僕よりデキない人が問題を作ってるから。こっちのレベルが高すぎて落ちちゃった」とまで豪語したのだ。
「ハイレベルな環境でクイズや学力テストを深読みしてきたことから、運転免許のペーパー試験でも思わずウラを読んでしまう癖が出てしまったのでしょう。ただ常識的に“雨の日の運転は気を付ける必要がある”という問題文にひっかけが潜んでいるとは考えづらく、そもそも免許の試験は問題文のウラを深読みさせることを目的とはしておらず、交通ルールを理解してもらうことが本来の趣旨です。『僕よりデキない人が問題を作ってるから』とは、少々難癖が過ぎましたね」(テレビ誌ライター)
問題の傾向を知るのも、クイズ王に求められる対策と思えるのだが。
(木村慎吾)