二宮和也が主演を務める日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」(TBS系)の第8話が9月1日に放送され、世帯平均視聴率は10.4%だった。
シーズン1で“オペ室の悪魔”と呼ばれた天才外科医・渡海征司郎と、今作では、心臓冠動脈バイパス手術の世界最高技術を持ちながらも“ディアブル(悪魔)”と呼ばれるほどの金の亡者・天城雪彦の二役を演じている二宮。今話では、この2人がようやく手術室で再会。とはいっても、患者は雪彦で、執刀するのは征司郎というラストだった。
時は遡り、かつて征司郎が東城大学医学部付属病院内で根城にしていた仮眠室に行った雪彦。そこで、残された征司郎の私物の中から1枚の写真を見つける。そこには、青と黄色それぞれの車のおもちゃを持つ双子の男の子が写っていた。
そこで雪彦は、征司郎の父・一郎の実家へ行き、アルバムや母子手帳を探っていると、東城大病院長の佐伯清剛(内野聖陽)がやって来る。佐伯から明かされたのは、幼いころから心臓を患っていた征司郎を助けるため、3歳の雪彦から動脈を取り出し移植したというのだ。執刀したのは、来日していたフランス国立大学病院の心臓外科の権威・天城司(大和田伸也)。
生体血管移植は違法だったため、雪彦は司の息子としてフランスへ渡り、征司郎と引き離されることになったのだ。しかし、その後、雪彦も征司郎と同じ多発性冠動脈瘤を発症していた。
「雪彦と征司郎が双子というのは想定内だった視聴者も、2人が離れ離れになった理由が“あまりにも壮絶”“悲しすぎる”“どんでん返しのオンパレードで壮絶すぎて驚いた。来週が気になりすぎて落ち着かない”など、愕然としたようです」(テレビ誌ライター)
征司郎は雪彦を助けることができるのか?次回が待ちきれないという視聴者が続出だ。