松岡昌宏が世界中のゴジラファンを激怒させた“プロとしてあるまじき失言”を反省

 2004年公開の映画「ゴジラ FINAL WARS」で主人公・尾崎少尉を演じたTOKIO・松岡昌宏が、“世界から叩かれた”という同作をめぐる“問題発言”を振り返っている。10月5日深夜に放送された「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」(テレビ東京系)でのことだった。

 普段はあまり映画やドラマを鑑賞することがないという松岡。しかし、役者業にも力を入れていることから、周囲には「お前、テレビで芝居してるくせに、それを観てないとは何事か?」と注意されてしまうことがあるといい、「知らねーもんは知らねーよ」とのスタンスを取り続けていたという。

 ただ、2004年にその悪影響が出てしまった。松岡は「もう時効だから言いますけど、ゴジラの仕事が来た時に『ボク、あんまり怪獣とかに興味がなくて』って(言った)。そしたら、(世間から)『ゴジラは怪獣じゃない!』『こんな奴にやらせんな!』って」と自身の発言が原因でゴジラファンを怒らせてしまったようだ。

 松岡いわく「スゴい怒られた。全世界から怒られた。国をまたいで怒られた」とのことで、“大騒動”になったと振り返っていた。

「松岡が主演を張った『ゴジラ FINAL WARS』は、『さらば、ゴジラ。』『シリーズ50年の集大成 ?最高峰にして最終作』などとキャッチコピーが打たれ、“着ぐるみゴジラ”としてはシリーズ最後の作品になりました。そのため、世界中に存在するコアなゴジラファンが過敏になってしまったのかもしれませんが、そもそも、ゴジラシリーズでは『大怪獣総攻撃』や『怪獣総進撃』『怪獣大戦争』などのワードが映画タイトルに含まれていることから、“ゴジラ=怪獣”であることは製作の東映が認めていることになり、松岡の表現は間違っていません。しかし、ただでさえアツいゴジラオタクからすると、その表現よりもむしろ、集大成の作品で主演を任された人間が“怪獣にあんまり興味がない”と口にしたことの方が逆鱗に触れる内容だったということでしょう。実際、プロとしてはあるまじき発言であり、よけいなひと言だったといわれても仕方がないですね」(テレビ誌ライター)

 しかし、ゴジラファンを怒らせたのは松岡の失言だけではなく、「ゴジラ FINAL WARS」自体のクオリティも同様だったようで、映画レビューサイトでは5点中「2.6点」と超低評価に。

「見る価値ありません」「内容のなさにがっかり」などの辛口批評が並び、もはや松岡の発言以上にバッシングを浴びていると言っても過言ではないかも?

(木村慎吾)

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