遠藤憲一が主演を務めるドラマ「民王R」(テレビ朝日系)が10月22日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は7.8%だった。
このドラマは、2015年に遠藤と菅田将暉のW主演で放送された痛快政治エンターテインメント「民王」の続編。前作は、内閣総理大臣の武藤泰山(遠藤)と息子の翔(菅田)の人格が入れ替わってしまい、見た目が翔となってしまった泰山は、外見が泰山となった翔を総理として失敗しないよう、「父の秘書見習い」として見守っていた。
そして今作の第1話で、今度は泰山は、あの(キャスト名に“ちゃん”は付かない)演じる秘書・冴島優佳と入れ替わってしまう。あのは、独特のアニメ声を封印し、中年男性のようにガニ股で歩き、眉間にシワを寄せ、低い声で話すなど、これまでにない姿を披露。
あのの演技に視聴者からは「普段からはまったく想像もつかないテンションでの演技に感心しました」「オッサン演技すごかった。ドスのきいた低い声で終始ガニ股歩き…こんなあのちゃん初めて見た」「あのちゃんの演技、想像以上でビックリしちゃった」など、演者として一定の評価を得たようだ。
「強面の遠藤が、冴島と入れ替わっている時は、あののような話し方をするのも新鮮でした。足を内股にしている立ち姿も、クスッと笑えましたね。視聴者からも『あのちゃんが憑依したエンケンさん面白すぎる』と、話題になりました。ナレーションを菅田が担当しているのも見どころの1つですね」(テレビ誌ライター)
次回は、泰山が日本全国民と入れ替わるという。どんな奇天烈な話になるのか、楽しみだ。