コスプレイヤー・えなこが11月23日放送の「アナザースカイ」(日本テレビ系)に出演。苦楽を共にしてきたマネージャー兼社長を「東京の母」と語り、全幅の信頼を寄せているという。
えなこは、無名時代から自身のコスプレイヤーとしての可能性を信じてくれていたという所属事務所の社長・乾曜子氏と対談し、マネージャーも務める同氏と初めて契約を交わした秋葉原のマクドナルドでの日々などを懐かしんだ。
乾氏も「よきゅーん」の名でコスプレイヤーとして活動しており、自身の個人事務所で初めて本格的にタレントをマネジメントしたのが、えなこだという。当初は“プロのコスプレイヤー”という概念がなく、それ1本で生活できるかは不透明だったと振り返る。乾氏との二人三脚で徐々に人気が拡大し、今では3年連続でえなこの年収は「1億円超え」だと明かした。
そんな2人の絆は深く、えなこは日常のあらゆることを「全てお任せしてて。東京の家とかも私、内見もしてないんですけど」と、部屋探しも乾氏に委ねていたと告白。
さらにスタジオトークでは、「通帳とか、そういったものも預けたりしてます」と明かし、番組MCの女優・山本舞香は「スゴい信頼ですねぇ」と驚き。えなこは「結構、お金を稼げるようになったんですけど、それも今の社長さんのおかげなので。もし社長が通帳を持って夜逃げしたとしても、別に持っていっていただいても構わない」と感謝の想いを表現している。
「えなこの発言で視聴者の頭によぎったのは“水原一平事件”でしょう。大谷翔平がエンゼルスに入団した2018年から水原一平氏を専属通訳として指名し、車の運転など身の回りの世話も任せていました。大谷の銀行口座の開設にも立ち会い、パスワードも知っていたと報じられるほどの密な関係で、それを逆手にとったのが先の26億円もの不正送金事件です。えなこの場合、仮に社長がお金を持ち逃げしても、これまでの感謝から“全然構わない”と話していますが、『信頼関係はお金で一瞬で崩壊することもある』『苦境に立たされたら“一平る”』などと大谷の二の舞いを心配する声があがりました」(テレビ誌ライター)
えなこからすると、あくまで“持ち逃げされても構わないほどの関係性”であることを強調したかったのだろうが、稼いでいる金額の大きさから、よもやのリアクションが集まってしまったようだ。
(木村慎吾)