血液をサラサラにする役割を担う硫化アリルや腸内環境を整えるオリゴ糖、代謝を助けるビタミンB群や疲労回復に役立つビタミンC、腸内環境を整える食物繊維やむくみ予防に欠かせないカリウムなど……。冬の体調管理に役立つさまざまな栄養を丸ごと摂取できる玉ねぎを次のようなメニューで美味しく取り入れ、体調を崩しやすい冬の栄養管理に役立てましょう。
■鶏肉と玉ねぎの煮物
鶏肉と玉ねぎをざっくりカットしたら、オリーブオイルで焼き色をつけます。醤油・酒・みりん・砂糖で味を整えるこってり和風の煮物でも、鶏がらスープで煮込んだあっさり煮物でも、どちらもよく合いますよ。にんじんやじゃがいもを一緒に煮込んでも美味しいので、お好きな具材でホクホクに煮込んでくださいね。
■玉ねぎスープ
玉ねぎを薄切りにし、バターと一緒にじっくり飴色になるまで炒めます。水とコンソメを加えて20~30分煮込んだら、塩こしょうで味を整えて出来上がり。玉ねぎの甘さを感じながら体を温めることができる、ほっこり安らぐメニューです。玉ねぎの辛味が苦手な方も食べやすいですよ。
■玉ねぎと豆腐のサラダ
玉ねぎを薄切りにして水にさらし、辛味を和らげます。その間にきゅうりを薄切りに、豆腐を食べやすい大きさにカット。ボウルに水気を絞った玉ねぎときゅうり、豆腐を入れて醤油・ごま油・塩をそれぞれ少々加えて味を整えます。ごまや韓国海苔などを振りかけると、見た目も楽しい一品になりますよ。
栄養価が高く、どんなメニューにも溶け込みやすい玉ねぎは、食卓の万能選手です。ぜひこれらのメニューを試して冬の健康管理に役立ててくださいね。
(Nao Kiyota)