12月5日配信の「デイリー新潮」が、「NHK紅白歌合戦」の舞台裏を報じた。昨年に続き旧ジャニーズグループの出演ゼロとなった「紅白」だが、NHK側はSnow Manにオファーを出していたという。
「記事によるとNHKは、母娘の2世代から圧倒的な人気を誇る目黒蓮が在籍するSnow Manの出演が、ノドから手が出るほど欲しかったのだとか。そのため、同時デビュー組のSixTONESの2枠でSTARTO社にオファーを出したそう。しかし、目黒らSnow Manメンバーは、“昨年(旧ジャニーズ事務所の性加害問題で)自分たちを遠ざけておいて、今さら頭を下げられても”と猛反発したようです。すると、NHK側は“(旧ジャニの出演は)2枠にこだわりません”と、当初の条件を譲歩してまで頼み込んだとのことですが、10月20日に放送されたジャニー喜多川氏の性加害問題に迫ったドキュメンタリー『NHKスペシャル』がさらなる不信を生み、出演交渉もご破算になったといいます」(芸能記者)
そんなSnow Manの「紅白」辞退に関して、ファンの間では「断ってくれたスノメンバー最高すぎる!」「去年大晦日のライブ最高だったし、生配信の方がいいよ。紅白はもう終わりです」「あんな番組に媚びることない」などと称賛の声があがっている。
その一方で、過去に「紅白」への想いを語ったなにわ男子メンバーにも注目が集まっているという。
「なにわ男子は2022年、『紅白』に初出場し、代表曲『初心LOVE』を披露しました。その際、紙吹雪がステージ上で舞うという演出があったのですが、出演後、藤原丈一郎はその紙を拾って“また出られますように”との願いを込め、お守りにしているとファンに明かしていたんです。それだけに一部旧ジャニファンの間では、『NHKなんか相手にするな!って思うけど、丈くんのエピソードを知ってるから、やっぱりちょっとだけ苦しい』『こちらからすれば紅白なんて出なくてもノーダメだけど、なにわ男子たちはきっと紅白を特別視してたんだろうなーと思う』『紅白、全然悔しくないし事務所の英断だと思ってるけど、アーティスト側が「出たい」と思ってるなら出てほしいよ』などと複雑な思いを抱く声もあがっています」(前出・芸能記者)
それでも多くの旧ジャニファンの間では、出演ゼロに喜びの声があがっている。はたして、来年の「紅白」もこの流れが続いていくのだろうか。