寒さが深まっていくと、タンスの奥などにしまっていた冬物の衣類を出してくることもあるでしょう。でも、長くしまいこんでいた衣類を久々に取り出してみたら、「なんだかイヤなニオイがした……」なんていうのはよくあることです。そのニオイの原因はいったい何なのでしょうか。対策と併せて紹介します。
■しまっていた衣類から嫌なニオイがする原因とは?
ニオイの原因は、カビや防虫剤、皮脂や汚れのニオイといわれています。墨汁や絵の具のようなニオイがするならカビである可能性が、皮脂や汚れが原因の場合は雑菌の繁殖によってニオイが発生しているといわれています。また、防虫剤を一緒に入れていた場合に、そのニオイがついてしまうこともあります。
■ニオイを取るにはどうすればいい?
カビのニオイが気になる場合は洗濯をして天日干しをすると、日光による殺菌効果によっていくらかニオイが軽減されるといわれています。防虫剤のニオイは、風通しのよいところにしばらく吊るしておくと消えていくでしょう。また、スチームアイロンをかけるとニオイが取れることもあります。
■衣類のニオイ……予防策はあるの?
衣類をしまうとき、ニオイが付着するのを防ぐにはどうすればよいのでしょうか。まず行いたいのが、しまう前に洗濯やクリーニングをしてしっかり乾燥させておくこと。皮脂や汚れなどが残っていると雑菌が繁殖しやすいため、漂白剤で汚れをとってからしまうようにするのがよいでしょう。
また、湿気がこもるとカビが生えやすくなるので、風通しをよくするのがよいですね。例えば、衣類同士の間隔を空けてギュウギュウに詰めこまない、乾燥剤を入れるなどの方法が挙げられます。
いかがでしたか? 衣類のニオイに悩まされているなら、ぜひ参考にしてくださいね。