KAT-TUNの解散と亀梨和也の事務所退所発表にファンが悲鳴を上げる中、過去のインタビューや動画内で亀梨が発していた新たな挑戦を“匂わせていた”発言が注目を集めている。
2月12日、亀梨と上田竜也、中丸雄一からなるKAT-TUNの解散に加え、亀梨に至っては所属するSTARTO ENTERTAINMENTからも退所することが発表された。また、有料のファンクラブサイトからも3人のコメントが出され、長く応援し続けてくれたファンへの感謝が綴られている。
2006年の結成以来、旧ジャニーズのアイドル像を塗り替えるようなワイルド路線を突き進み、瞬く間にスターダムを駆け上がった彼らだが、6人でスタートしたメンバーがわずか10年で半分の3人に減ってしまう事態にも直面した。
それでも、何とかKAT-TUNを存続させてきた3人ではあったが、ファンクラブサイトでは、1年半以上も話し合いを続けた上で今回の解散という結論に至ったとも説明。確かに、今から1年9カ月前の2023年5月におこなわれたインタビューでは、亀梨の口から意味深な言葉も漏れていた。
「『スポーツ報知』の取材に応じた当時37歳の亀梨は、旧ジャニーズへの入所から25年が経過し『気づけば人生の半分以上ですから』と語ると、『40歳以降の自分を想像した中で、いろいろ考えているのも事実』『経験や感覚を捨てるわけじゃなくて、掲げてきた美学とかを見直してもいい時期かなって』だとコメント。新たなフェーズへ突入する気があることを仄めかすと、昨年12月に公開した自身のYouTube動画では、後輩のWEST.藤井流星との対談中、グループ活動への苦悩を漏らしつつ、『2~3年前から話し合ってきたことっていうのは、1つ形にはしようって腹はくくってるから』とも発言。これには『ファンとしてはハラハラ』と何らかの決断が下される可能性を懸念する反応も見られました。また、昨年夏に中丸が女性スキャンダルを起こしたことで、新たな挑戦への時期をズラされてしまったのか、『今年(2024年)でいうと、本当はこの道に進もうっていうとこが、ちょっと思いがけぬグループのこととか、メンバーのこととか、いろいろあって、オレが思ってたタイミングではなくなってるんだけど』とも藤井に対して、意味深に嘆いていました」(テレビ誌ライター)
2月23日には39回目の誕生日を控える亀梨。40歳を一つの節目と捉えている彼にとって、もう決断を後回しにはできないとの想いが強くはたらいたのかもしれない。
(木村慎吾)