悩むことは決して悪いことではありませんが、悩み過ぎて前に進めなかったり神経がすり減って疲れてしまったりしては、なかなか前に進めませんよね。「悩んでばかりいないで前に進みたい」と感じたら、次のようなアクションを起こしてみてはいかがでしょうか。
■悩みを要約してみる
漠然とした不安や迷いから抜け出せないときは、「何に悩んでいるのか」を明確にするところから始めるのがよいでしょう。困っていることやどうしたらいいか分からないことが具体的にどんなことなのかを短くまとめ、ざっくりこんな感じ……くらいの感覚で相手に説明するように言葉にしてみましょう。目の前にある壁がどんなものなのかを明確に捉えると、どうしたいかを検討する段階に進みやすくなりますよ。
■状況を打開する小さな決定をする
簡単に意思決定できるのならば悩んでいないはずですから、問題や不安が複雑で簡単には答えが出せない状況にあるはずです。そんな場合は、まず一歩目としてやってみることを決めましょう。「こんなふうに動くことが可能か、まずは調べてみる」など、いますぐ動き出せる小さな意思決定をして、一歩だけ前に進んでみましょう。
■前に進みながら考える
何もせずに考えているだけの間は、悩みから抜け出しにくいもの。実際に行動してみてどんな行動なら打開できそうかが見え始めると、自信を持ってさらに一歩を踏み出しやすくなります。1つ挑戦してみたら、その結果によってまた次の一手を検討する姿勢で進んでくださいね。失敗も大歓迎。次からはその方法を選ばないようにできるため、大きな前進だと捉えましょう。
悩み過ぎて「疲れてきたな……」と感じたら、一歩引いて客観的に見つめてみるのがオススメです。自分らしく次のステージに進むためにできることを具体的に洗い出し、「これなら挑戦してみたい」という一手を選んでくださいね。
(Nao Kiyota)