風邪やインフルエンザが心配な今の時期、免疫を維持することはとくに意識したいものですよね。でも、「普段の食事を見直したいけれど、“ずぼら”だからコンビニにお世話になっている」という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、免疫維持に役立つ簡単レシピを紹介していきましょう。
免疫力向上になる食材として、SNSでトレンドになっているのが「ライスペーパー」。ガレット風や春巻き風、お好み焼き、チヂミなどいろんな用途に活用できます。そんなライスペーパーを使った管理栄養士のShieさんのレシピを紹介。さば缶を使えば、後は目玉焼きやチーズ、野菜を包むだけで立派な主食になりますよ。
【ライスペーパーバーガー】
〈材料〉(2人分)
ライスペーパー4枚/サニーレタス2枚/さばの味噌煮缶 1/2缶(70g)/トマト2㎝/アボカド1個/スライスチーズ 2枚/マヨネーズ大さじ1
〈作り方〉
1.トマトは1cmの輪切り、アボカドは5mm幅にスライスする。サニーレタスの芯の部分は指で押し潰して巻きやすくしておく。さばの味噌煮缶は汁気を切っておく
2.表面を水で濡らした耐熱の平皿に卵を2個割り入れ、黄身に爪楊枝などで3~4ヵ所穴をあけ、600Wのレンジで約2分加熱し目玉焼きを作る
3.サッと水にくぐらせたライスペーパーを敷き、中央にサニーレタス1枚、トマト、目玉焼き、さばの味噌煮、マヨネーズ、アボカド、スライスチーズを半量分ずつのせる。上からサニーレタスをもう1枚被せたら、下に敷いたライスペーパーで上を閉じるように、きつめに包む
4.もう1つ同様に作ったら、断面がキレイになる向きで半分に切る
医師の谷口英喜さんによれば、さば缶にはたんぱく質、タウリン、n-3系多価不飽和脂肪酸などが含まれ、免疫機能の向上にオススメなのだとか。とくに注目なのがタウリン。感染症にかかったときの症状を軽減する可能性があることが、大正製薬が行った研究で発表されています。
抗酸化物質として働き、活性酸素や炎症性サイトカインの生成を抑制することで、過剰な炎症反応を回避することに役立つそう。炎症性サイトカインとは、ウイルス感染時に主に免疫系細胞から分泌され、炎症を引き起こすタンパク質のことです。また、n-3系多価不飽和脂肪酸は、免疫細胞の分化や活性化を調節し、適切な免疫応答を促進するとされます。
まさに免疫を整えたい今の時期に積極的に取りたいメニューですね。手軽に作ることができるので、ぜひ試してみてくださいね。