塩胡椒やコンソメ、鶏がらスープなどのキリッとした味付けが苦手な方や甘い味付けが大好きな方にオススメなのが、野菜の甘みを存分に楽しめる副菜です。そこで今回は、子どもでも食べやすく、さまざまなシチュエーションで楽しめる、優しい甘さの副菜メニューを紹介していきましょう。
■コロコロ可愛い!じゃがいもとにんじんのグラッセ
じゃがいもとにんじんの皮を剥き、コロコロのサイコロ状にカット。フライパンにバターを溶かし、カットしたじゃがいもとにんじんを加えて炒めます。バターが全体に行き渡って少し火が通ったところで、具材がひたひたになるくらいの水を加えます。砂糖を大さじ1ほど加えてじっくり煮詰め、最後に塩少々で味を整えて出来上がりです。
■蒸し焼きに!揚げない大学芋
さつまいもを乱切りにして水に浸し、キッチンペーパーで水分を拭き取って油を熱したフライパンへ。蓋をして弱めの中火で5~8分蒸し焼きにして柔らかくなったら、余分な油を拭き取って砂糖と水(1:1)を加え、さらに塩を少々加えて水分が飛ぶまで絡めながら炒めます。ねっとり艶が出てきたら火を止め、黒胡麻をふりかけて出来上がり。砂糖と水の量はさつまいも全体に絡まるように調整しましょう。
■甘さが優しい!野菜スープ
にんじん、玉ねぎ、じゃがいも、キャベツ、ベーコンをみじん切りにします。短時間で作りたい場合は、フードプロセッサーを使うのがオススメ。油を熱したフライパンで玉ねぎをじっくり炒めたら鍋に移し、その他の野菜とだし汁を加えてじっくりコトコト煮込みます。沸騰したら火を弱め、15~20分ほど煮込んで野菜の甘さが溶け込んだら、白味噌を少量加えて味を整えたら出来上がりです。
野菜の甘さは食事の満足度をグンと高めてくれます。スイーツを食べる感覚で甘い野菜メニューを楽しみ、たっぷりの栄養素を取り入れてくださいね。
(Nao Kiyota)