上手に使いこなせれば、便利このうえない「予測変換」。しかし今日もまた、予想外の予測変換に頭を悩ませる大人世代は決して少なくない模様…。
40代女性たちが「やらかした」となりがちな不穏な予測変換エピソードをピックアップしました。
■楽しかったはずなのに…悲しかった!?
「先日、後輩とカフェでランチ&お茶を楽しんだあとに、お礼のメッセージをLINE。自分では『今日は楽しかったね!』と打ち込んで送ったつもりが、後から見返したら『今日は悲しかったね!』になっていて、我ながらドン引きしました。
受け取った相手からしばらく返信がなく、変だな~と思っていたのですが、会った日に“悲しかった”なんて言われたら、返事に困りますよね(苦笑)」(40代女性/東京都)
■出席の返事をしたつもりが…欠席に!?
「参加している地域サークルの行事連絡に『その日は行けます』と返事をしたつもりが、なんと『その日は行けません』と返信をしていました。予測変換で出てきたときには“行けます”って表示されていたような気がしていたのに…。自分でも間違いに気づかず、当日になって会場に行ってから自分が欠席連絡をしていたと気づきました(爆笑)。スマホの文字って細かいから、こういう違いって見落としがちな気がします(泣)」(40代女性/神奈川県)
■不穏な予測変換が起こりやすい理由は?
予測変換で出てきた文言をそのまま使って不穏なメッセージを送りつけている理由として、40代以上には切実なのが…、“老眼”です。
「ちゃんと見えているつもり」でも、漢字の形が似ていたり途中まで同じ表記だったりする言葉は、まさか間違えているとは思わない“思い込み”も相まって、うっかり不穏なメッセージになりやすいかもしれません。悲しいかな…老眼の進行は日常のあらゆる部分に影響しますから、年齢を重ねるにつれてLINE送信前の確認作業は念入りにするに越したことはないのかもしれません。
(並木まき/元市議会議員・メンタル心理カウンセラー)