毎日が忙しいと、食事なども簡単になりがちですよね。とくに下ごしらえに手のかかるメニューは敬遠してしまいがちです。例えば、にんじんの千切りのような野菜のカット。「薄く細く切れるとスカッとするけれど結構手間がかかって面倒……」ですよね。そこで今回は、手軽ににんじんを千切りする方法を紹介していきましょう。
■千切り用スライサーを活用する
千切り用のスライサーの力を借りれば、軽い力であっという間ににんじんを千切りにすることができます。スライサーの刃の大きさで千切りの度合いが変わるため、細い千切りを目指す場合は極細タイプを選びましょう。逆に、太めのスライサーを活用して歯応えのある太めの細切りにすることもできますよ。
■ピーラーで薄切りにてカットする
ヘタ部分をカットして皮を剥いたにんじんを、上から下までピーラーで長く薄切りにします。手を切らないように注意しながら可能なところまで薄切りにしたら、それを包丁で細切りにカット。ピーラーを使うことでペラペラの薄切りができ、かなり細い千切りにすることができます。
■ピーラーを千切りの仕上げに使う
にんじんを切り落とさないように細い切り込みを入れ、その部分をピーラーで薄切りにすれば薄い千切りの状態でにんじんが出てきます。切り込み部分までしかできませんが、再度切り込みを入れて追加でカットすることもできますし、少量だけ千切りが欲しいときにも便利です。
仕事後の疲れている時間帯は少しでも体力を温存したいもの。包丁で自分好みの薄さ・細さにカットしたいときと便利な道具を活用するときとを上手に使い分け、千切り料理を楽しんではいかがでしょうか。
(Nao Kiyota)