自分の時間を作ったりホッと一息ついたりすることに罪悪感を覚えて、頑張り過ぎてはいませんか? 「このままだと疲れ切ってしまう……」と感じたら、次のように考え方をチェンジしたり行動を起こしたりして、一息つける仕組みを作っていきましょう。
■頼ること=迷惑ではなく“お互いさま”と考える
“頼ること=迷惑をかけること”と考えてしまうと、誰かに相談しにくくなってしまいます。頼った分は自分も貢献する心持ちでお互いさまの関係を築けると、「どうしても!」というときにお互い声をかけやすくなります。また、頼っている人を見ると「わがままだな……」とイライラしてしまうのもNG。自分に余裕があるときは誰かのサポートを引き受け、自分に余裕がないときは誰かにお願いする心づもりでいるとうまくいきやすいですよ。
■まずは自分の限界をなんとなくでも知っておく
自分のことでも分からないことはたくさんあります。でも、どこまで頑張れてどこからは限界かをなんとなくでも分かっておくと、ピンチのときに事前に気付きやすくなります。子どもの提出物をポロポロ忘れ始めたら限界サイン……などのように、自分がいっぱいいっぱいになったときにどんな状態になるかを掴んでおくのも有効です。
■ほんの少しでも一息つけるチャンスを生かす
「私ばっかりどうしてこんなにやることに追われているの……」と考えてしまうと、追い詰められてしまいがち。一息つけるチャンスを狙って、ほんの少しの時間でも積極的に休んだりリフレッシュしたりしましょう。1日のうちにちょこちょこでも好きな時間を過ごすことで心の余裕が生まれ、さまざまなことを前向きに進めやすくなりますよ。
頑張り過ぎず心にゆとりがある状態こそを愛せるようになると、休憩の選択肢も広がっていきます。「自分ばかり休んでいては……」とは思わずに、ほんの少しの休憩から掴んでいってバランスを整えてくださいね。
(Nao Kiyota)