“おばあちゃんの知恵”って本当にすごいですよね。典型例としてよく挙げられるのが、「風邪を引いたら長ネギを首に巻いたら治る」というもの。実際、「本当に風邪が早く治った!」という人もいるほどで、なぜか効果があるんですよね。そこで今回は、これ以外のより身近で実用的な料理にまつわる「おばあちゃんの知恵袋」を3つ紹介していきましょう。ぜひ実践してみてくださいね。
■しなびた葉野菜はじゃがいもと一緒に水につけると元に戻る
水気を失い、しなびてしまってクタッとしたレタスやほうれん草などを、がっかりしながら調理に使った経験はありませんか? 実は、ある工夫をするだけでシャキッとするんです。それは、じゃがいもと一緒に水につけること。じゃがいもにはビタミンCが多く含まれているため、抗酸化作用が期待できます。その結果、葉野菜の酸化が防止されてシャキッとするそうですよ。
■ぬか床に釘を入れるとナスの色がキレイに仕上がる
ぬか床に釘を入れる慣習があります。実はこれ、釘を入れると鉄分がぬか床に流れるので、よりぬか漬けが健康的になるようです。さらに、ナスのぬか漬けを作るときに入れると、キレイな色合いになるといわれているんです。これは、ナスに含まれるナスニンと呼ばれる色素が、鉄によって色鮮やかになって安定化することから起きるようです。
■お米をといだ水で大根を下処理すると甘さが引き立つ
大根のえぐみを取るために下茹でする際、お米のとぎ汁を使うとより甘みが引き立つといわれているんです。おでんやふろふき大根、大根ステーキなど、より美味しく作りたいならぜひ試してみてくださいね。