学生時代からの友だちが亡くなったことの知らせを受け、ショックを隠しきれずに「思わず遺族に電話をかけてしまった」というケースは少なくありません。実際、大事な友だちが亡くなったらまず何をすればよいのでしょうか。万が一のことを考えて、あらかじめチェックしておきましょう。
■落ち着いて事情を聞く
友だちという立場から、訃報を聞きつけて遺族に電話をかけるのはまだ許される範囲かもしれません。とはいえ、電話口で取り乱してはいけません。死因を詳しく聞くなどもNGです。気になると思いますがグッとこらえましょう。
■まずはお悔やみの言葉を伝える
静かに訃報を受け止め、遺族にお悔やみの言葉を伝えることが亡くなった直後にできることです。遺族は悲痛な心情の中で葬儀などを一通りこなしており、心身ともに疲れていることも多いです。その状況を受け止めましょう。
■通夜や告別式に駆けつける
できれば通夜や告別式から参列したいものですよね。遺族と顔見知りの関係であれば、手伝いを申し出るのもいいでしょう。このとき、香典は忘れずに持参しましょう。友人知人の場合は5,000~1万円が相場ですが、故人との関係性によって増やしても構いません。
■香典やお供えを受け付けているか確認する
家族葬で外部の人を呼ばない葬儀を行うこともありますので、その場合は香典やお供えを受け付けているかを遺族に確認し、受け付けていれば持参する、もしくは送付するのがいいでしょう。
いずれにしても、大事な友だちが亡くなったという状況に直面した際には、ショックと悲しみに明け暮れているはず。あらかじめ、どのような対応がマナーなのかを知っておくことが大切ですよ。