【やりすぎ都市伝説】“7月5日の大災難予言”に言及も「視聴者がブチギレた」ワケ
6月29日、バラエティ特番「ウソかホントかわからない やりすぎ都市伝説2025夏」(テレビ東京系)が放送された。今回の放送では、“7月に日本で大災害が起こる”という予言が取り上げられ、注目を集めている。
「予言騒動のきっかけは、漫画家・たつき諒氏による著書『私が見た未来』に描かれた予知夢に関する記述です。本の中でたつき氏は、2025年7月に大災難が起こる夢を見たと明かし、『太平洋周辺の国に大津波が押し寄せました。その津波の高さは、東日本大震災の3倍はあろうかというほどの巨大な波』などと説明しています。また、本のあとがきには『夢を見た日が現実化する日ならば、次にくる大災難の日は2025年7月5日ということになります』と書かれていたことで、近年ネット上で大きな話題となっていました」(ネットライター)
そして今回の「やりすぎ都市伝説」では、“7月5日予言は大災害ではない!? 6日後のXデーに何が起こるのか”と題し、オカルト研究家・角由紀子氏の見解が紹介された。
角氏によると、これまでの歴史には“80年周期のサイクル”があり、1865年には南北戦争、80年後の1945年には第2次世界大戦が勃発。そして、そこからさらに80年後にあたる2025年、アメリカ独立記念日にトランプ前大統領から何か重大な発表があるのではないかと推測された。また、アメリカの独立記念日である7月4日は、日本時間では7月5日であり、“たつき氏の予言の日”と重なることになるとも語った。
しかし一方で、ネット上では番組の構成に対して苦情が殺到しているという。
「今回、番組タイトルには『やりすぎ都市伝説【7月5日まで6日】』と記されており、まるでたつき氏の予言がメイン企画であるかのような印象を与えていました。ところが番組では、その話題にまったく触れず、ようやく取り上げられたのは放送終了のわずか5分前でした。しかも内容は、スタジオでのオカルト研究家による簡単なトークのみで終わってしまい、視聴者からは『は?これで終わり?18時30分から2時間以上ずっと見てたのに、ふざけんな!』『視聴者を舐めてる!あれだけ宣伝で煽っておいてこれはない』『マジでガッカリ。もっと掘り下げてくれると思ったのに』と怒りのコメントが殺到しました。また、この“7月5日予言”をめぐってはネット上の拡散により、海外からの日本旅行客が激減していると一部で報じられています。さらに、たつき氏は最近出版した新たな著書の中で、『夢を見た日=何かが起きる日というわけではないのです』と述べ、日付の特定を完全に否定しました。そのため番組側は、過度な不安や混乱を避ける目的で、長時間にわたって取り上げることを控えたのかもしれません」(テレビ誌記者)
世間の関心を集めている“7月の予言”だが、今回の番組内容については、期待外れと感じた視聴者が多かったようだ。
