物申す系YouTuberの「YouTube講座」に見る2023年大ブレイクの「ちょんまげ小僧」の未来は…
「ちょんまげ小僧」を覚えているだろうか…。
6人組の中学生YouTuberで、2022年12月にYouTubeチャンネル「ちょんまげ小僧」を開設。中学生にしては凝った編集力だと話題になり、6人組の人気グループYouTuber「フィッシャーズ」とコラボするなど、23年8月にはチャンネル登録者数100万人を突破。この年の12月にはソフトバンクのCMに出演。また、メンバー「ひき肉」の両腕を大きく広げ、裏声が混ざったような冒頭の挨拶「ひき肉です!」が世間の注目を浴び、「2023ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート30語に選出されたほどの大ブレイクだった。あれからわずか2年…。彼らの名前をネットニュースなどで目にする機会はめっきり減った。
日本人の母とイギリス人の父を持つ物申す系YouTuber・PDRさんが「ちょんまげ小僧」の身を案じ、自身のYouTubeチャンネル「PDRさん」(7月3日付)で、「大物YouTuberになるまでの理想のタイムライン」を図解した。
その手書きの図解によれば、「駆け出し時代」から始まり、「固定の視聴者と再生数を獲得」「中堅」「中堅(安定)」「大物」、そしてHIKAKINクラスの「トップYouTuber」にと移っていくようだ。
「『駆け出し時代』から『中堅』までが非常に重要だと思うんですよ。どんなYouTuberもある程度カメラを向けた時のキャラを作ってるんですよ。このへんでそれを確立していくんですよ。それと動画のフォーマットも徐々に確立させていくんですよ」(PDRさん)
しかし「ちょんまげ小僧」は、「駆け出し時代」から一気に「トップYouTuber」に飛躍してしまったため、重要な期間を経ておらず、「それぞれのキャラが無い」と指摘。それでも現在「中堅(安定)」には位置しており、「まだまだ若いですし、可能性を秘めてると思うので頑張ってください」とエールを贈った。
ピーク時と比較すれば、チャンネル登録者数154万人から減少したとはいえ、131万人を維持。本業は学生だということを踏まえれば、むしろ卒業後に再度「トップYouTuber」に上り詰めるかもしれない…。
(所ひで/YouTubeライター)
