【しあわせな結婚】小雪のゲスト出演で多くの人が感じた「人は髪型が98%くらい」
7月17日から始まった阿部サダヲ主演ドラマ「しあわせな結婚」(テレビ朝日系)第1話にゲスト出演した小雪が、ネット上で話題になっているようだ。というのも「あれは小雪だよね?」と小雪なのか、小雪に似た別人なのか、わからなかった人が確認を取り合っているようなのだ。
小雪が演じたのは、阿部演じる人気弁護士・原田幸太郎の元カノ・内藤つばさ。肩から二の腕にかけてと胸元が深くカッティングされた艶っぽい赤の長袖ロングワンピースを着たつばさ(小雪)は、前髪のある黒髪ロングヘアで、幸太郎(阿部)と並んで夜景の見えるホテルの上階にあるらしきバーで飲みながら「私たち、結婚しないの?」と妖艶に微笑。それを受けた幸太郎は「しないよ。前にも言ったろ?家に自分以外の誰かがいるの、ダメなんだ」と即答。つばさが「一緒にいたいと思わないんだ」と少しすねたような表情を浮かべると、幸太郎は「いたいよ」とは答えたものの、つばさは「時々、一緒にいたいだけでしょ?」と幸太郎をのぞき込むように再び微笑。幸太郎が「うん」と小さく答えると、つばさの表情がみるみる変わって憎らしそうな顔になって立ち上がると、いきなりとがったハイヒールのつま先で幸太郎をおもいきり蹴った。
幸太郎は、このつばさからのキックによって、脚にあった血栓が肺に飛び、救急車搬送される事態を招いた。幸太郎は後日、運ばれた病院のエレベーターで出会った鈴木ネルラ(松たかこ)に心を惹かれて結婚。つばさは幸太郎とネルラのキューピッドのような役割を果たしたと言えなくもない。
そんな「おいしい役」だった小雪だが、髪型が違うだけで「あれは小雪だよね?」と視聴者を不安にさせたということは、「この人は誰か」を認識する時に、髪型が98%くらいを占める、というか、髪型が約100%を占めるくらい重要なのかもしれない。いや、もしかすると「小雪を認識する時に限る」かもしれないが。
(森山いま)
