二宮和也はもはや「NINO」…あの伝説ドラマの「バケモノ演技」を菊池風磨が迫真プレイバック!
YouTubeチャンネル「よにのちゃんねる」に、「嵐」の二宮和也、「Hey! Say! JUMP」の山田涼介、「timelesz」の菊池風磨が出演(8月6日付)。菊地が、二宮を「NINO」と“(テロップで)ローマ字呼び”するほどの二宮の「ドラマでの名演技」を再現交じりで振り返った。
そのドラマは、東野圭吾氏の小説を2008年10月期にテレビドラマ化した「流星の絆」(TBS系)。二宮が3兄妹の長男・有明功一に扮して主人公を演じ、当時、ジャニーズアイドルでもあった俳優・錦戸亮が次男・泰輔、女優の戸田恵梨香が末っ子の妹・静奈を演じた。幼少時に両親を惨殺されるという悲しい運命を背負った3人が、詐欺を働きながら両親殺しの真犯人を追い詰める復讐劇。
この伝説のドラマをネットフリックスで観たという感想を菊地が開口一番、こう口にした。
「みんなスゴいですけど、やっぱNINO(二宮)がバケモノなんですよ。今、オレ、ローマ字でしゃべってます、『NINO』ね。…(二宮の劇中セリフの)『いいわけねぇだろ』ね」
すると、「何?」と素っ気ない二宮のリアクション。これに菊地は、「え、覚えてないんですか?あの『いいわけねぇだろ』はヤバいもんなマジで…」と前置きし、そのセリフに至るあらすじを、二宮の演技の再現も入れながら、こう説明したのだ。
「3兄妹の妹(戸田)がスパイ的な感じて、3兄妹が犯人だと思ってる、息子(柄本明扮する戸神政行の息子・行成=要潤=)のところに行くんですけど、(妹が息子に)だんだん惹かれていっちゃうんですよ。それを(弟役の)錦戸くんが気づいて、(兄役の)二宮くんに密告するっていう。『いや、もう惚れてるぞアレ』みたいな。そしたらNINOが『知ってるよ』とか普通に言うんですよ。“あ、気づいてんだ”みたいな視聴者も。そしたら錦戸くんが、『いやいいのかよ』。(と言うと)さっきまでスンとして『知ってるよ』って言ってたのに、(声のテンションを上げ)『いいわけねぇだろ~!』ってブチ切れるんです。“ガチ震える”みたいな…」
ちなみに「流星の絆」の視聴率は初回21.2%、最終回22.6%と高い数字を記録。二宮はこのドラマで「第12回日刊スポーツ・ドラマグランプリ・秋ドラマ主演男優賞」、「第59回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞」を受賞した。
「NINO」の名演技は、その後の「日本アカデミー賞」で最優秀主演男優賞1回(15年)、優秀主演男優賞2回(21、23年)獲得にもつながったのだ。
(所ひで/YouTubeライター)
